カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 この時期、朝4時過ぎの東の空はまだ真っ暗です。
5時を過ぎて漸く少しずつ白んでいきます。出勤の関係で、5時半にはナナの散歩に出ますが、まだ薄暗い感じです。
 4時過ぎに起きて、ベランダから東の空を見ると、東山から昇った金星が“明けの明星”で輝いています。10月上旬には、中秋の名月から欠けていった三日月が、下弦の月となって、ちょうど月星マークの様に金星の真下にありました。
そして、その一番明るい(マイナス4等)金星の近くに見える星は火星と木星なのだとか。木星の方が明るく(マイナス2等)、火星は文字通り赤い色をした少し暗めの星(2等星)です。
同じ太陽系の惑星ですので、地球同様に太陽の周りを公転しており、他の恒星とは違った動きをします。天文関係の情報によると、10月26日に金星と木星が大接近し、11月3日に今度は金星と火星が接近するのだとか。また地球との距離により、地球から見えるその明るさも季節によって変化しています。

11月上旬までのこの時期は、明け方の東の空に、この惑星たちが時に大接近したり、またランデブーの様に並んだりして見えるのだそうです。そして、少し南の方向に目を転じると、一列に並んだ三ツ星で探し易い冬の星座オリオンも空に輝いています。夜明け前の空に、人知れず?華麗な天体ショーが繰り広げられています。
 少し(かなり?)早起きをして星を見るのも、たまには良いかもしれません。20分も見ていると、東の限られた視界の中でも、時々流れ星が見えたりすることもあり、ちょっぴり“得”(何文の得かは分りませんが)した気分になります。
【追記】
10月8日月星マーク(三日月と金星)から、26日の金星と木星の大接近、そして28日の三惑星(かろうじて、真ん中の金星の左斜め下に火星が小さく写っています)と撮影してみましたが、スマホでもQX-10(最後の写真。22日) でも夜空の撮影は難しい・・・。どちらも手振れ防止機能は付いているのですが、やはり三脚とか使わないとダメの様です。ピンボケ写真ばかりですが、多少でも雰囲気を分って頂ければ・・・。