カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
暦の上では、今年は8月8日が立秋とか。
連日の猛暑の中では、ピンと来ないという気もしないではありませんが、暑さの中でも、季節は少しずつ且つ着実に動いているようです。
正に立秋の8日。朝4時過ぎに起きてベランダに出てみると、まだ外は真っ暗。すると、今年初めて虫の鳴き声が聞こえて来ました。まさか二十四節気を察知したからではなく朝晩涼しくなってきたからでしょうが、その偶然に驚きつつも、何となく“秋の気配”が身近に感じられました。
(写真は、ナナとの散歩中、ご近所に咲いていた萩の花です)
「今年は、聴きたいコンサートがたくさんあって困ってしまいますね」とのこと。
「でも、このオールシベリウスが松本で聴けるなんて凄いですから、聞き逃す手はありません。」
「そうですね、今年の秋はコンサートが目白押しですね。」
まだ外はうだる様な暑さですが、同じ数字でも表現は「暑中」から「残暑」に変わり、秋のシベリウスを想うと、何となく気分だけでも涼しくなったような気がしました。
ご婦人は、発売開始時刻前に来られたのでしょう。もうチケットを購入されたとかで、音文での他のコンサートについても暫し音楽談義の後、「お邪魔しましたね。では、ごきげんよう・・・」と、秋風の様に爽やかに去って行かれました。
【追記】
ブログ掲載が、今日でちょうど1000回となりました。後で検索や整理がし易いように、2008年の秋に始めた第1話からナンバリングをしてきましたが、
平均で毎日400くらいのアクセスをいただいており、今年だと(1年間しか統計が見れません)月12000から多い月は17000件ものアクセスをいただいた月もありました。
皆さまのご愛読に謹んで御礼申し上げます。ネタ探しに困る(疲れる)こともないではありませんが、これを励みに、またあまり気張らずに、出来るだけ続けて行こうと思います。
立秋を過ぎ、ふとした所に秋の気配が感じられるようになったとはいえ、まだまだお彼岸過ぎまでは暑い日が続くと思われます。
どうぞ皆さまご自愛くださいますよう、残暑お見舞い申し上げます。