カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
父の葬儀から喪中、その間のチロルの最後の世話と、家を空けられなかったこの一年半。その罪滅ぼしを兼ねて、奥さまと二年振りとなるミニ旅行に出掛けました(その間、2年前に四国へ行くまでは、「京都より西へ行ったことが無い!」が口癖だった奥さまは、飽くまで次女のお祝いと慰労とのことで、萩・津和野と宮島、台湾へもお二人で行かれていますが・・・ま、それはそれとして。今度は、「東京から北へ行ったことが無い!」とその内言い出すかも・・・)。
今回も、二年前に初めて参加した「白川郷ライトアップ」(第715話参照)と金毘羅さん詣でが主目的だった「瀬戸内周遊」(第750話参照)に味を占め、我々中高年にとっては(団体故の制約はあっても、ただ乗っているだけで全部パッケージになっている)お気楽なクラブツーリズムの主催ツアーです(参加するツアーにより、その時の添乗員の方次第での当り外れが結構大きいようですが・・・)。
名付けて(些か長いですが)「伊勢神宮・出雲大社・安芸の宮島と瀬戸内海ワンナイトクルーズ」の二泊三日の旅。今回の目的地選考も、子供たちのことなどでの神頼みが主目的(毎度親バカだなぁ・・・)での、出雲大社とお伊勢さんの両参り(+厳島神社参拝)。
また、最近中高年に人気のクルーズは、値段も期間も現役組にはちょっと手が出ないので、ミニクルーズ気分が味わえる阪九フェリーの新造船での瀬戸内海の船中泊がセットされているのも楽しみです。フェリーとはいっても、16000tで全長200mというちょっとした客船並みです。
松本は、クラブツーリズムの区分では名古屋発着の中部地区に含まれるそうで、前回の四国は名古屋発着でしたが、名古屋発の特急は19時台が最終なので、高速バスも含め却って遅くまで新宿からの便のある東京発着のツアーの方が松本組は便利です。
但し、早朝出立のため前泊が必要(名古屋発着だと殆ど前後泊)ですが、次女が航空会社のお友達と一緒にちょうど香港に行っていたため、彼女の不在中に泊まるのも失礼なので、奥さまと二人で羽田空港近くのホテルに一泊しました。
翌朝、ツアー指定の集合カウンターのある羽田空港にホテルのリムジンバスで向かいました。出雲空港行きの飛行機に乗って、途中富士山を機内から眺め、出雲空港へ到着。さぁ、ツアーの始まりです。