カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
3月2日の朝。
前日、雨が夕刻から雪に変わり、朝起きると一面の雪化粧。3㎝程と積雪は大したことは無かったものの、雨から雪に変わったためか、湿った雪が木に着いて、思った以上に雪の華が咲きました。見事な雪化粧でした。
幸い幹線路には積雪はありませんでしたが、三才山峠に上る麓の稲倉(しなぐら)地籍の里山から、見事な雪化粧が続きます。晴れ渡った青空の下、朝日にキラキラと輝いていました。
雪の降る日は何回かあっても、今日の様な見事な雪化粧はシーズンにも数える程(今年は3度目でしょうか)。
道路は大丈夫そうでしたので、延着の心配も無いことから、途中3回ほど峠の道路脇の空きスペースに車を停めて、雪化粧した木々の写真を撮影してみました。
“弥生”三月の声を聞き、三寒四温で次第に春めいて行く中で、もう雪は降ってくれなくてもイイかな。出来れば、これで名残の雪になってもらいたいものです。今シーズンは、積雪量は大したことはありませんでしたが、回数は結構多かったように思います。本来、松本では、冬型の気圧配置の時は、屏風のような北アルプスに日本海側の雪雲が遮られるため、むしろ太平洋岸に低気圧が発生する2~3月に“上雪(かみゆき)”と地元で呼ぶ雪が本格的に積もることあります。数年前には、4月になって桜が咲いた後で10㎝程の降雪がありましたが、今年はもう勘弁して欲しいですね。そんな名残の雪の期待を込めて、雪化粧の峠道の風景を掲載しておきます。
(それにしても、正に枯れ木に花が咲いたような見事さでした。寒冷地に暮らす唯一?のメリットでしょうか)
今、外は雨ですが、峠は雪かも・・・。