カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
最近次女と二人で行った“美食の台湾”にすっかり嵌ったという奥さま。
よっぽど良かったらしく(故宮は確かにまた行きたいと思いますが、食は香港の方が良かったような・・・)、
「ねえ、また台湾へ行こうヨ~!」
「オレッチは、国内でイイ。北海道に行きたい!」
・・・ということで、地元デパートである「井上」の経営する、山形村にあるショッピングモール「iシティー」で開催される北海道物産展のチラシが朝刊に入っていて、眺めていたら(北海道には引退後でないと行けそうもありませんので)、無性に食べたくなってしまいました。
九州や、横浜中華街などの「物産展」が地方でも時々開催されていますが、「やっぱり現地で食べなきゃ・・・」と普段は見向きもしないのに、今回だけは何となく惹かれてしまい、
「ねぇ、行って見ようか?」
お目当ては、厚岸駅前氏家待合所の「牡蠣弁当」と本場(岡畜産とか)のジンギスカン。
厚岸海岸の牡蠣は有名ですし、ジンギスカンだと長野県の信州新町も有名(サフォークなどが飼育されていて、現地には幾つものジンギスの食堂あり)なのですが、このところスーパーに並ぶ味付け肉の肉質が昔に比べて落ちてしまい(屑肉が多くなったような)、昔は我が家でも定番だったのが、最近では全く買わなくなってしまいましたので、久し振りに本場(地元の有名店かどうかは不確かながら)のジンギスカンを食べてみたくなりました。
山形村にある「i(アイ)シティー」は、アルウィンや空港にも近く、松本市との境界にある「井上」デパートの郊外店です。
松本駅にも程近い街中の本店はすっかり寂れてしまいましたが、車社会の田舎ではシネコンなども併設されている郊外店の方が行き易いのか、却って本店よりも混んでいます。
久し振りに来たこの日も、広い駐車場は一杯で、駐車するのに10分近くも掛かりました。本店は週末でも閑古鳥(混むのはお中元とお歳暮シーズンでしょうか。やはり「井上」の包装紙でないと・・・という地元市民多し)だというのに大したものです。
最初に見つけた肉屋さんで、試食もさせてもらった上で、冷凍のラムとラムロースの味付け肉を500gずつと、美味しかったホルモンを500g購入。
牡蠣弁当(1080円)は、思っていたよりもずっとサイズが大きかったので、二個購入。販売されていた方のお話では、厚岸の牡蠣は、冬だけでなく年中収穫出来るのだとか。子供の頃は、天然牡蠣が、それこそ浜辺を埋める程たくさんいたのだそうです(お弁当の包み紙の図案は当時のその様子が撮影されたものだそうです)。
併せて、奥さまは隣の蒲鉾屋さんで幾つか購入。余りの混雑に“ほうほうの体”で会場から出て来ましたが、大したものだと改めて感心。物産展は、本日17日まで開催とのこと。
その日の夜。早速食べた「牡蠣弁当」は結構な量で、牡蠣だけではなく、アサリやツブ貝、シイタケの煮物も甘辛く味付けされたご飯の上に載っています。これで千円ならリーズナブル。駅弁用に味付けを工夫してあるので、温め直す必要は無いとのことでしたのでそのまま食べましたが、やはり温かい(或いは現地で出来立てを食べる)方が美味しいのでしょうね、きっと。
あぁ、やっぱり現地に行って食べたいですね。定年後にでも、レンタカーを借りてノンビリ?北海道一周でもして・・・。
「焼肉は、子供たちが帰って来たらネ!」
えっ、それまで食べられないの・・・?(トホホでありました)。
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