カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
前話に続き、Sonyのレンズスタイルカメラ QX10の話題です。
そこで、QX10で撮影した写真を幾つか掲載してみます(実際にズボンのポケットに入れて外出して撮影)。なお、このブログ用にはスマホ側に2Mで圧縮保存された画像をメール転送し利用しています。ファイルへの保存や写真印刷する場合などは、本体に保存された(別売りのMicro SDカード要装着)元の1820万画素のデータをPCに取り込んで使います。
一脚や三脚にカメラ本体を装着可能なので、もっと高い所や自分撮りも手許で画像を見ながらの撮影も可能ですし、撮影場所の通信環境にも因るそうですが、Wi-Fiでカメラ本体から最大10m離れても手許のスマホで遠隔操作可能とのこと(本体の底が平らになっているので、台の上に置いても安定します)。
そこで、我が家のリビングでカメラ本体から5m程離れて撮影してみました(ズームした上で、手に持っているスマホ側のシャッターで撮影したものです。離れると動画の転送に多少タイムラグが発生しますので、動体撮影は厳しいかもしれませんが、集合写真や自分撮りには問題無し)。
以上、なかなかの優れモノで、従来のカメラにはなかった自由なアングルでの色々な工夫(撮影方法)が出来そうです。
ただ、使ってみて少し気になったのは、QX10はベースモデル故、10倍の光学ズームに手動は無く、ボタン操作ですが、そのボタンが(可動域が)小さ過ぎて微妙な調整がしづらいことでしょうか。また、すぐ横にカメラ本体のシャッターがあり、気を付けないとズーム操作の最中に誤ってシャッターを押してしまいます。
また、スマホへの装着とアプリ立ち上げに多少時間が掛かるので、電源OFFからの瞬時のシャッターチャンスへの対応は難しそうです(但し、画像確認無しであれば、QX10本体での撮影は他のカメラ同様電源入力後即可能です)。ま、その時はスマホのカメラで撮影すれば良し・・・。また、NFC( Near Field communication:近距離無線通信)搭載のスマホなら、カメラとスマホのNFCマークを合わせるだけで、本体電源OFFの状態からでも時間半減で立ち上げ可能です。
なお、QX10本体には、プレゼントキャンペーン期間中でもらえたシリコン製のカバー(グレー部分。本体の黒に合わせて)を付けてあります(更に、旅行用などに、オプションのソフトキャリングケースも購入済み)。
些か武骨に見えますが、カメラ本体が独立しているので、落下防止やぶつけた時のために装着しておいた方が良さそうですし、旅行の時は、更にキャリングケースに入れてバッグで持ち運んだ方が良いでしょう。
ちょっとした外出なら、かさ張る一眼レフではなく、スマホとこのQX10をポケットに入れて持って行けば、デジカメ同様に写真撮影を楽しむことが出来るようになりました。
但し、何故か我が家の女性陣の評価は必ずしも高くありません。奥さま曰く、「“鬼太郎のお父さん”みたい」(要するに“目玉おやじ”)だそうな・・・。
・・・が、しかし、
「イイじゃないですか、大人のオモチャで!」
【追記】
その後、私メの懸命なPRでその便利さに漸く気が付いたのか、奥さまも、
「私も、アプリをインストールしておこうかな?」とのお言葉。
「そうでしょう、そうでしょうとも・・・」
・・・ということで、次回の娘との旅行に持って行かれるそうです。
【追記その2】
パナソニックのLumix DSC-CM1(第932話参照)が、台数限定で3月に日本国内でも販売されると、1月21日付けの新聞で報道されていました。
但し、2千台限定(SIMフリーなので、どうやら同一モデル)で実売価格は12万円(しかも税別)とのこと。MOSセンサーが1.0(QX10は1/2.3)サイズというミラーレス一眼並みで、4倍光学ズーム搭載の2010万画素とのこと。ただ、いくら欧州先行投入では必要だったであろうライカレンズ搭載とはいえ、税率差を考えてもチト高過ぎ。
当方はもう関係無いからどうでもイイんですが、今後もシリーズ化するなら、レンズとかのスペックを下げて、スマホに近い価格帯に近付けないと、デジカメ買い替え需要だけでの拡販は厳しいんじゃないでしょうか?。通信機能だけなら、既に液晶モニターを搭載しているコンデジでも可能な機種も登場してますので・・・。
以上、自分のスマホ+QX10購入を正当化したいだけ・・・?
でも、Sonyの提案する“レンズスタイルカメラ”というジャンルの方が、アクセサリー拡充も(且つヒットすれば、他社の追従も)含めて、今後の発展可能性が高いような気がしますが、果たして・・・?