カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 ブログ掲載用の写真撮影に便利だったので、当時、唯一の光学ズームと手振れ補正付きデジカメ搭載だったLumix携帯(いわゆるガラケー)を3年近く使ってきました。
各社携帯電話事業が国内販売のみ(ガラパゴス化)で赤字化して撤退が相次ぎ(“らくらくホン”中心に特化して見事生き残った富士通のようなケースもありますが)、同じような機能を持つスマホがなかなか登場して来ないため、家族に呆れられながらも、そのまま3年間使い続けてきました。
写真が撮れて、メールと電話さえ(それとおサイフケータイも)出来れば、周囲がスマホ一色になっても、別に音楽をダウンロードもしないし、ネットが見られなくても個人的は然程困りませんでした。
昨年末、パナソニックがLumixブランドの(飽くまで)“スマホが付いたデジカメ”(DSC-CM1)を欧州市場に投入して結構注目されているようなのですが、日本より消費税(VAT :Value-Added Tax付加価値税)が遥かに高いとはいえかなりの高価格(日本円換算12万円超)で、しかも今のところ国内発売のアナウンスがされていません(仮に発売される場合、消費税との差をふまえても、日本市場でも10万円を超える価格帯が想定されます。なお、今回のラスベガスでのCESで米国市場投入が発表された由)。
 個人的には今の機種が気に入っていたのですが、家族間でのメール交信もLine中心で、私のみが娘に携帯メールを送っても気付かずに見てももらえない状態が続きました。一人蚊帳の外なので(どうせ母娘の会話に加わっても“ウザイ!”と言われるのがオチですが)、ここで止むを得ず“ガラケー”を卒業してスマホに買い替えることにしました。ただ、スマホのデジカメ機能も進歩したとはいえ、その厚みから画素数を落としてのデジタルズームで、光学ズーム機能が付いたスマホは皆無です。
一応、現行モデルの中では、デジカメ機能が一番優れた(と思われる)Sony のExperia Z3 のCompact(幾ら大画面でも、胸ポケットに入らないサイズでは不便なので)をチョイス。家内のスマホに比べると、一回り小さな4.6インチサイズの画面ですが、防水・防塵、ハイレゾ再生(聴きませんが)で、厚さ僅か6.5mmの129g。カメラは、手振れ補正付(但し、この薄さなので光学ズームではなくデジタルズーム)の2070万画素というちょっとしたコンデジ並み。当初のスマホはせいぜい800万画素くらいだった筈ですが、イヤハヤ凄いですね。

 Lineでも、娘たちから無視されずに返信がありました(あぁ、良かった・・)。
ただ、家内からは「宝の持ち腐れ」と揶揄されておりますが・・・。