カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 昨年は忌中で年賀欠礼だったため、二年振りとなる我が家のお正月。
娘たちも帰省して来ての、一家揃ってのお正月を楽しみにしていたのですが、次女は空港勤務のため、年末年始など皆さんが海外旅行に出かける連休などは、逆に超繁忙期で出勤せざるを得ないと理解はしていたものの、年始は連続休務となる日が無く、年末の27日と28日のみとのこと。
今年は、年始よりも年末休暇の方が長い設定となり、大掃除担当としては「今年は余裕だなぁ・・・!」と喜んでいたのですが、奥さまの「どうせだったら、皆が揃った方がイイから」というご希望により、次女の休みに合わせて長女夫婦も一緒に27・28日両日に帰省して来ることになりました。
娘たちからは、
「クリスマス休暇の間に大掃除を済ませて、キレイにしておいてね~♪」
という有難いリクエスト・・・。ブツブツ言う私メに、
「イイじゃない、どうせやるんだから早めに終わらせておけば!」
そのため、“師走の都大路”を除き、大掃除に明け暮れたクリスマス連休となりました。2年前に買ったT字型の窓ふき道具(アルミのポールが最大5m伸びます)で、それまで届かなかった高い窓も拭けるようになりました(第702話参照)が、今年はそれに小型の箒(ほうき)を縛り付けて、1階の吹き抜けの高い部分のすす払いもすることが出来ました。最後に床拭きもして、見違えるようにキレイになり、娘たちを迎える準備が整いました。疲労感と同時に達成感も・・・ヤレヤレ。

 お陰さまで27日に一家勢揃いして、久し振りに「食蔵バサラ」で食事会。翌日は「奈良井宿のアクセサリー屋さんに行きたい」という長女のリクエストで木曽路へドライブ。その夜は、自宅で何のお祝いか分らぬお祝い(Xmasの飾りもそのままにしておいたのですが、鰤も用意したので早めの“お年取り”でしょうか)をして、29日の早朝に皆また東京へ戻って行きました。
例年、年始の娘たちの帰省に合わせて妹一家も呼んでの新年会も、姪が年末に嫁いだため、今年は嫁ぎ先での正月行事もあるだろうことから、時期をずらして小正月にすることとしたため、誰も来ない年末年始となりました。
そのため、大晦日には久し振りに除夜の鐘を聞き、三が日はノンビリと駅伝三昧(今年の箱根は佐久長聖出身選手の出場がめっきり減ったので、OBの多い実業団のニューイヤー駅伝の方がむしろ興味深い)と、時間が無くてじっくり聴けなかったクラシックプレミアムと、「チャンネル権は我にあり!」でこれまた久し振りの「ニューイヤーオペラコンサート」で音楽三昧。それと、その後に続いて放送された番組。現地取材をして、ウィーンのカフェのザッハートルテなど。看板スイーツ(王室御用達のデメルなんて聞いたこともなかったのに、奥さまはご存じでした。さすが別腹!)を、その誕生物語と共に紹介していた「グレーテルのかまど」の特別版が良かったですね。シュトラウス一家の子孫の方も登場され、さすがはウィーン(ザルツブルクとか
、行ってみたいですね)。
しかし、バラエティーばかりでホント見る番組がありませんね、地上波は。却って、BSの方が民放含め良質な番組が多いように思います。
ノンビリ、静かな?年末年始休暇と相成りました・・・。

 また、久し振りに正月元旦での松本四柱神社への初詣。
この日は残念ながら初日の出も拝めず、雪がチラつく生憎の天気でしたが、境内から縄手通りまで参拝の列が出来ていました。
また、三が日は混むとのことから、正月休み最終日の4日に上田塩田平の生島足島神社へもお参りに行って来ました。
この地は古代小県の郡(ちいさがたのこうり)と呼ばれ、古くからヤマト政権の出先が置かれた地でもあり、生島足島神社も信濃の国屈指の古社と云われ、本殿には床板が無く大地(内殿の土間)そのものがご神体とされる、古代様式を残す神社です。
元旦などは参拝の車で周辺道路は大渋滞と聞いていたので、それを避けてのこの日だったのですが、それでも駐車場は満車。漸く停めて境内に入ると、50m以上続く参拝の列。大したモノです。
今回の参拝では、昨年までずっとお願いしてきた次女の就職成就のお礼と、また別のお願いも併せてさせていただきました。

 併せて、「どうか良い年になりますように・・・」