カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
冬至も過ぎたので、これから少しずつ昼が長くなっていきます。
今年の冬は、寒いのか暖かいのか良く分りませんし、また雪の降り方も日本海側の大雪は勿論、太平洋側でも積雪があり、例年とは違うように思います。
信州でも本来雪の多いのは白馬や飯山といった日本海(新潟県境)に近い北部(北信)で、中部(松本や諏訪)は(寒いですが)、北アルプスに日本海からの湿った空気が遮られてこの時期は殆ど雪が降らず、太平洋側に雨が降る時期となる2月から3月になって、まだ寒いこのエリアに「上(かみ)雪」と呼ぶまとまった降雪があるのが一般的なパターンです。
でも今年は、既に南信でもまとまった雪が既に降っていますし、そうかと思えば中旬(16日)には松本だけが雨で、諏訪や上田は10㎝以上の雪。良く分りません。
朝は氷点下だったため、木々の葉に付いていた前日の雨の滴が全て凍ってキラキラと朝日に輝いていました。葉に雪も無く、氷の粒だけの状態というのは珍しい風景だったので、お隣の生垣のレッドロビンを撮影してみました。
翌日、会社の同僚との松本での忘年会。
一次会の緑町の居酒屋から二次会の駅に近いショットバーへ向かう途中、大名町通りの並木(「信濃」の由来でもある科の木)がLEDでライトアップされていました。大名町はせいぜい200m足らずですが、1973年に松本に相応しい木をと「シナノキ(科の木)」が選ばれ、街路樹として24本が植えられたそうです。環境庁の「かおり風景100選」にもなっているこの並木通り。
去年までは記憶にありませんでしたが、シナノキが大分大きくなったからでしょう。並木を彩る冬のイルミネーション-これまで大きな街路樹の並木が無かった松本では珍しい年末の光景でした。