カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今年も一年間、本ブログ「三代目の雑記帳」をご愛読賜り、誠にありがとうございました。
果樹園のH/P開設と共に始めたこのブログも丸6年が過ぎました。年々アクセス数も増え、3年前は何と年間15万件を数えましたが、ネタ切れと隔日での掲載に疲れ、二日おきのペースでの掲載とさせていただいた一昨年には減ったものの、それでも12万件とほぼ毎月1万件というアクセスをいただき、今年はまた増えて優に13万件を超えるアクセスをいただきました。
このページを借りて謹んで御礼申し上げます。ありがとうございました。
(掲載の写真は、昨日雪化粧した信州の里山の風景です)
その後の色々な手続きに追われ、慌ただしくもポッカリと穴が開いたような一年でした。何度も頑張らなくっちゃ!と、その都度自身の心のギヤを入れ替えた年だったでしょうか。
でも、一方では、次女が契約社員だった成田空港勤務から、正社員での羽田空港勤務となり、漸く肩の荷が下りて一安心。お礼参りもすることが出来ました。
年の節目にあたり、「ヨーシ、来年は頑張るゾー!」と、また心のギヤを入れ替えるべく、新たな年を迎えたいと思います。こうして、切り替えを出来るのが、きっと人間の(ずるくも)良いところだと思います。
我が家もこの年末で喪が明け、二年振りのお正月を迎えることができます。
来る2015年「も」、或いは「こそ」、皆さまにおかれましてもどうぞ良い年でありますように。
カネヤマ果樹園一同+ナナ
冬至も過ぎたので、これから少しずつ昼が長くなっていきます。
今年の冬は、寒いのか暖かいのか良く分りませんし、また雪の降り方も日本海側の大雪は勿論、太平洋側でも積雪があり、例年とは違うように思います。
信州でも本来雪の多いのは白馬や飯山といった日本海(新潟県境)に近い北部(北信)で、中部(松本や諏訪)は(寒いですが)、北アルプスに日本海からの湿った空気が遮られてこの時期は殆ど雪が降らず、太平洋側に雨が降る時期となる2月から3月になって、まだ寒いこのエリアに「上(かみ)雪」と呼ぶまとまった降雪があるのが一般的なパターンです。
でも今年は、既に南信でもまとまった雪が既に降っていますし、そうかと思えば中旬(16日)には松本だけが雨で、諏訪や上田は10㎝以上の雪。良く分りません。
朝は氷点下だったため、木々の葉に付いていた前日の雨の滴が全て凍ってキラキラと朝日に輝いていました。葉に雪も無く、氷の粒だけの状態というのは珍しい風景だったので、お隣の生垣のレッドロビンを撮影してみました。
翌日、会社の同僚との松本での忘年会。
一次会の緑町の居酒屋から二次会の駅に近いショットバーへ向かう途中、大名町通りの並木(「信濃」の由来でもある科の木)がLEDでライトアップされていました。大名町はせいぜい200m足らずですが、1973年に松本に相応しい木をと「シナノキ(科の木)」が選ばれ、街路樹として24本が植えられたそうです。環境庁の「かおり風景100選」にもなっているこの並木通り。
去年までは記憶にありませんでしたが、シナノキが大分大きくなったからでしょう。並木を彩る冬のイルミネーション-これまで大きな街路樹の並木が無かった松本では珍しい年末の光景でした。
一度娘の所から持ち帰って気に入り、家内がリクエストしていた、現地タイで購入できるタイカリー(カレー)の粉末ルー。長女の婿どのが、タイの出張の折に、またたくさん買って来てくれました。
前回は、日本米でしたが、今回はタイ米(ジャスミン米)もあるので、もっと現地の味に近い筈。
レッドカリーやグリーンカリー、更にはトムヤムクンまで、合計30袋ほども重たかったでしょうに、出張の折にタイで購入して持ち帰って来てくれました(イヤイヤ、かたじけない)。
シンガポールでは、インド人街(Little India)にカレー粉(ターメリックなどの各種香辛料から、ガラムマサラ、○○マサラというような調合スパイスまで何十種類とあり、日本人には良く分らないので、その場合は、チキンカリーとかフィッシュカリーとか、素材別に調合済みも購入可能)の専門店があって、味は本格派でも値段は安くて(当時で1袋数十円)大変重宝したものです。家内は、インド系の友人に、使う素材や嗜好を前提に、スパイスを何種類か一緒に選んでもらって、家で調合し、(インド人家庭での)本格的なインドカリーの作り方を教えてもらっていました。
個人的には、(北)インド料理が大好き(シンガポールの「モティ・マハール」は最高でしたが、既に閉店の由)なのですが、なかなか日本では手に入らない(レストランも松本には無い)ので、タイカリーも現地の味を思い出すので大助かりです。インドに比べると、タイカリーはココナッツミルクの量が多いような気がします。日本で購入できるスープカレー程ではありませんが、タイカリーもさらっとしていて、タイ米と(当然ながら)良く合います。
先ずは、グリーンカリーから。具材は、鶏肉とナスで。一袋では量が少ないので、二袋で作ったとのこと。うん、東南アジアの味です!
家内が、まだたくさんあるので、いつも色々お裾分けをいただいているお仲間や友人たちにも配りたいとのこと。それでもまだ当分楽しめそうですので、暫らくの間、我が家ではタイカリーの日が続きそうです・・・ムフフ。
全50巻の小学館「クラシックプレミアム」。
ここで、第25巻が配本されて来ましたので、早いもので、ちょうど半分の折り返しの一年が経ちました。
ハードカバー(外装箱)に冊子とCDが入って、月2回宅配されて来ます。勿論定期購読ばかりではなく、各巻毎のバラ売りで書店の店頭にも並ぶので、ハードカバーは目立つようにカラフルなのですが、中の冊子の表紙とCDジャケットの印刷は(コスト節約か)無味乾燥とでも言えるほどシンプルそのもの(冊子内部はオールカラーです)
ただ、その大きさに合う訳ではありませんので、例えば第10巻のシューベルトは指揮を持つベームの右手だけになってしまいました。でも、オリジナルのジャケットよりも結構味が出ていると思います。
(本当なら、ハードカバーを自分で撮影するか、或いはネット上の広告からもし画像がダウンロード可能であれば、それらをジャケットサイズに縮小印刷した方が、もっと見映えがするのでしょうが・・・)
また最初の1・2巻は破いて捨ててしまったので、小学館のお客様相談コーナーに、ハードカバーのみ原価で譲って欲しい旨をメールでお願いしたのですが、結局一年経ってもナシのつぶて(ネットからの購入申し込み手続きは、素早い対応でしたが)で、結局無視されてしまいました(勿論、配本は定期的にキチンとされて来ます)。
「もし無理なら、Noくらい返信してくれてもイイのにな・・・」(って思ってしまいます)。
なお、毎号の冊子に、作曲者、曲、演奏者の詳しい紹介や解説が載っていますので、当然ですが、CDジャケットの内部は白紙で何も記載されていません。外側に曲目と演奏者のみが記載されています。
今年は、松本市民にとって嬉しいスポーツの話題がありました。
松商硬式野球部の春の選抜出場当確と松本山雅のJ1昇格決定です(やったね、オメデトウ!)。
松商は、部内の暴力行為での一年間の対外試合禁止を乗り越えて、解禁となった秋を、新チームとして初めての実戦経験を積みながら、接戦の中で、地区予選、県大会、北信越と勝ち進み、見事に例年2校選ばれる枠内の準優勝となりました(優勝した敦賀気比には完敗だっただけに、全国レベルにはまだまだです)。
不祥事の際は、自業自得とは言え、「名門野球部が・・・」、「古豪が・・・」と全国ニュースで散々叩かれただけに、選手や一時辞任を申し出た足立監督らの頑張りに拍手です(まだ色々問題は残っているのかもしれませんが)。
しかし、その不祥事に比べ、選抜当確のニュースが地元だけで全国的には殆ど取り上げられなかったのは些か腑に落ちません。
あれだけ非難や批判したのであれば、その地獄の苦しみから這い上がった彼らの頑張りを祝福するニュースが、全国的にもう少し流れても良かったのではないかと思いました(別に、松商OBや関係者ではありませんが)。“社会の公器”然として批判するだけがマスコミではないでしょうに・・・。
母体企業を持たず、資金力や選手層は決して恵まれていなくても、身の丈を知り、その中で走り切るハードワークで見事掴んだ栄光に拍手です。自分と相手を分析し尽して、自分たちの良さを活かしきった反町監督以下首脳陣の采配と、それに体を張って応えた選手たちに喝采を贈ります。
そして、JFL時代の山雅に来てくれて、マジメに「J1に行く!」と言っていた故松田直樹選手にも拍手と共に感謝です。
将来に向けて、更に時間は掛かるでしょう。反町監督のインタビューによれば、新潟もユースから酒井高徳選手が出て来るのに10年掛かったそうです(但し、監督は「山雅では10年を5年で、新潟が5年掛かったものは3年でやらないと追いつけない」とのこと)。
漸くではありますが、市の予算計上により専用の練習場の工事が市内惣社で順調に進んでいますので、是非ユースを充実させて、そこから一人でも二人でもトップチームへ昇格し、出来れば田中隼麿選手に続く地元出身の選手が一人でも出てくれば、“サッカー不毛の地”と云われた信州で、名実共に地元松本のチームになっていくだろうと期待しています。
ホームゲームに毎試合のように応援に行く同僚もおり、誘われるのですが、週末は農作業等で未だアルウィンへは行けていない“隠れサポーター”です。
来シーズンは、是非一度くらいは背番号12のユニフォームを来てスタンドで応援したいと思います。
頑張れ!松商~♪、頑張れ!山雅~♪
東南アジア料理との相性抜群のタイ米。
最近では、タイ料理やシンガポール料理のレストランでは、ジャポニカ種ではなく、ちゃんとインディカ種のタイ米を使うレストランも多くなりました。
ピラフ(と言うよりもナシゴレンでしょうか)やカレー、或いは中華風の炒めモノを汁ごと載せて(注記)食べる東南アジアの“ぶっかけ飯”には、ジャポニカ種のような粘り気が無いので、べとつかずにさらっとしたタイ米の方がむしろ良く合い、美味しく感じます。また、あの独特の匂い(香り)も食欲をそそられます(赴任中、あの匂いがどうにも我慢出来ないという赴任者もいましたが)。
自宅で作ったシンガポール・チキンライスも、最初は新年の客呼び用に、家内が東京で買って(車で運んで)来たタイ米を使って大好評でしたが、二度目は入手出来ず(松本にもタイ食材店があったのですが、何度行っても閉店中)、日本米を強(こわ)めに炊いても、やはりチキンライスとの相性は今一つでした。逆に、もしタイ米を握り寿司やオニギリに使ってもパサパサして、和食に合うように改良されてきた日本米の様にはまとまらず、そんな不味いものはないでしょう。要するに適材適所。
シンガポール赴任中だった1990年代前半に、日本が冷夏によるコメ不足となり、タイ米が緊急輸入され、日本米と混ぜて炊かれて不評を買ったと聞きましたが、信じられませんでした。混ぜたら美味しい訳がありません(と言うよりむしろ不気味です)。
早速、タイ風のチキンカリーで食べてみましたが、“香り米”と名付けられた通り、タイ米独特の香りも強く、さらっとして美味!
「旨い!やっぱり、合うなぁ・・・」
(いつもはパン食なのに、翌朝もリクエストしてチキンカリーとなりました)
因みに、小麦粉の多いどろっとした日本風のカレーではなく(この方が日本米にはむしろ合い易い)、水っぽくさらっとしたカレーの方が、タイ米には良く合います。
後日、多めに炊いて冷凍されたタイ米でのピラフも、家にあったカニ缶も使って、ナシゴレンというよりもオシャレで洋風の“ピラフ”に仕上がっていましたが、家内が自画自賛するだけあって、なかなかの味でした。
【注記】
東南アジアでは、フードコートや昔ながらのホーカーセンター(Hawker’s Centre)と呼ばれる屋台街を中心に、タイ料理、ベトナム料理、東南アジア風の中華料理(正式な中華料理店は箸と蓮華。ご飯も小振りのお椀に盛られます)、インド料理レストランなどでも、大抵スプーンとフォークを使って食べるのですが、カレーも含め、汁にとろみが無くさらっとしていることもあって、これが実に理に適っています。
西洋式のナイフの代わりに右手にスプーンを持ちますが、特にさらっとしたタイ米に、汁物(炒め物、カレーなど)を載せて食べる“ぶっかけ飯”には最適です(但し、インド料理では、サフランライスではなくナンの場合は、右手を使って、一口ずつちぎってカレーに付けて食べた方が食べ易い)。
左手のフォークの背で、右手のスプーンの(横に立てた)お腹に具と汁と一緒にライスを載せて食べるのですが、スプーン単独で(日本のカレーライスの様に)すくうよりもはるかに楽に(効率的に)食べることが出来ます。
東南アジア独特(多くが欧州の植民地だったため、高級ホテルなどのフレンチやイタリアンなどは、勿論キチンとした西洋式テーブルマナーです)の使い方かもしれませんが、“ぶっかけ飯”が食べ易くて大いに感心させられたものです。
ここ数年、松本は“バーの街”と云われているそうな・・・。
国際バーテンダーのコンテストで優勝した方が故郷松本に戻り、ショットバーを開くなどする中で、仲間で切磋琢磨して松本らしいオリジナル・カクテルを共通して提供するなどして、松本の夜を盛り上げて来た結果だそうです。
今では、ショットバーが市街に十数軒点在しており、この街の規模からすると、確かにそう呼ばれても良いのかもしれません。
個人的に昔一番好きだったショットバーは、既に閉店してしまいましたが、昔上諏訪にあって、上品な白髪のマスターが独り静かにやっておられた、カウンターだけのいぶし銀のようなバーでした(確か「モンブラン」という店名だったような・・・)。
偉そうに言わせていただけば、そうした雰囲気(ある種の、時間が自然に形成した格式)まで到達した店は、まだ松本には無く、歴史と時間がこれからそうした店の品格を創っていくのだろうと思います。
そうした中で、一番のお気に入りは、やはり以前上諏訪にあって、松本に移転された店“オーセンティック・バー”「オールドパル」。
一枚板の重厚なカウンター席中心に、店からの押しつけがましさが一切なく、静かにグラスを傾けさせてくれる店です(もう一軒、静かな雰囲気の店があるのですが、そこは逆に少しでも友人との会話が声高になると、強面のマスターから「出て行け」とばかりに怒られるので、足が遠のきました)。
ここも含めどの店も、独立された会社の先輩からのアドバイスを受けて、連れて行ってもらったり、何かの機会に訪問したりした中で、一番気に入ったお店が「オールドパル」でした。
人気店(有名店)は他にもあるのですが、三次会でもう食べられないのに、お通しでキッシュが出されたり(断れない)、有名になって観光客が居酒屋のように煩かったりと、そうした店は静かにグラス傾けて・・・とは程遠く、足も遠のきますが、ここは一切そうした雰囲気とは違い、マスターご夫婦のさり気ない気遣いを感じながらも、至福の時間が静かにゆっくりと過ぎていく気がします。居心地が良いのに、どこか“凛とした”品格を感じます。
なかなか行く機会が無かったのですが、先日松本での同期会の後で新しいお店に伺うと、隠れ家のような“OLD PAL”という入口のドアは以前の店のまま(一瞬、気が付かずに通り過ぎそうになりました)。
「絶対に持って行った方がイイです!」とお願いした一枚板のカウンターは、残念ながら工事の関係で最後に断念した由(新しいカウンターも、マホガニーの一枚板か、使い込まれて、やがて渋さを増していくことでしょう)。
ただ、グループのお客さんがカウンターよりもソファースペースを好まれるので、ソファーの数を増やし、カウンターは残念ながら前の店よりよりも短くしたのだそうです。
でも全体的な印象は、空気感もそのままに、以前と同じ時間が流れている雰囲気の店内になり、ファンとしても一安心でした。
コミック用の4段ボックス(本棚)を流用している、我が家のCD収納。
リビングルームをスッキリさせるため、LPレコードも含めて全て物置に置いています(因みに、リビングのオーディオ機器も、柱を兼ねた作り付けの飾り棚の下にターンテーブル含めて全て収納し、邪魔なスピーカーコードは家を建てた時に床下を這わせてもらってありますので、壁際に置いたスピーカー、D-101スワンとLS-202以外のオーディオ類は一切目に付きません)。
生まれて初めて購入した、分冊百科の小学館のクラシックプレミアム(第830話参照)。2年間に亘り毎月二回送られて来るのですが、まだ半分の24回目の配本が終わったところで既に棚が満杯となり(殆ど聞かない昔のポピュラーや古いJ-PopのCDは、積み重ねてもあるのですが)、これ以上入らなくなってしまいました。
そこで、新しく収納ボックスを購入することにしました。
窓を塞がぬよう(網戸は内側に、サッシは外側に開閉するタイプ)に、今あるボックスの上に重ねて置く前提だと、窓の開閉までの高さが17㎝で横幅は最大70㎝(ボックスは60㎝)と、スペースが非常に限られてしまいます。
そのため、横長の1段のボックスがあればと思い、地元のホームセンターやネット通販で色々探してみましたが無く、2段や3段のボックスを横置きしても、巾(長さ)が90㎝近かったり高さも30㎝近かったりと、いずれも“帯にも襷にも”「長過ぎ」でした。
そこで、止む無く板材をカットして自分で作ることにしました。
ホームセンターへ農業資材を買いに行ったついでに、板材コーナーを探してみると、ちょうど長さ60㎝(厚さ1㎝を選択)の板材がありました。
材質も色々な種類がありましたが、一枚板よりも安く変形も少ない(多分)ので、パイン集成材(メルクシパイン=日本のアカマツに似た材質のインドネシア産の松とのこと)を使うことにしました。
600mm×180mm(巾18㎝)×10mmを上下天板用に2枚(410円/枚)。裏板に600×160(内側の高さ16㎝)×10が1枚(360円)、横板用に450×160×10が1枚(288円)。
そのホームセンターにはカットマシンが備えてあり、自分で切るよりも正確ですので、45㎝の横板を必要な大きさ170×160×10(裏板の厚みが1㎝ありますので17㎝)に2枚カットしてもらいました。因みに、残った端材(約11㎝)は補強材を兼ねてセンターの仕切板として使います。カット代(1回30円)を含め、材料費はポケットマネーで1528円也。
ちょうどの大きさがあれば、市販のカラーボックスの方が安いくらいですが止むを得ません(但し、ネットで見つけた一番近いサイズのMDF合板のワンボックスが、CD31枚収納のW332mm×H152mm×D171mmを横に二つ並べる場合で、2500円×2個でしたから、強度や見た目はともかく、まぁイイか・・・)。
買って帰った夕刻、早速ボンドを塗り、(接着する際に、板材を固定するクランプと呼ばれる道具が家には無いので)我が家で一番重い百科事典と辞書を載せて接着させます。速乾性の木工用ボンドで、乾燥までに12時間。
翌朝確認すると、裏板の寸法(160mm)が正確でなかったようで、端に1mm弱の隙間が出来ていたため、爪楊枝を使ってボンドを埋め込んで隙間を塞ぎ、はみ出ているボンドを拭き取ります。再度辞書を載せて乾かせて完成。出来上がりの外形サイズで、W600mm×H180mm×D180mm(注記)。
早速、既存のCDボックスの上に載せて、クラシックプレミアムを収納してみました。問題なく、全50巻を左右25巻ずつ収蔵可能です。
物置なら人目も気にする必要も無いので、このままでも十分だと思いますが、窓際設置なので日焼けによる変色を防ぐために、いずれ(正月休みにでも)クリアーラッカーで塗装しようかと思います。
【注記】
W×H×Dは外寸のサイズに使われる記号で、それぞれWidth(幅)Height(高さ)Depth(奥行き)を表します。
【追記】
年末に時間が取れたので、スプレー缶のクリアラッカーで塗装してみました。
ホームセンターで購入した300mlの缶ですが、全面3回塗装しようとしたら足りず、もう一缶追加購入し、結局4回塗装しました。
紙ヤスリ(#240と#300)で磨いてからスプレーを掛けましたが、砥の粉は使っていないので、やはり鏡面仕上げには程遠い出来栄え(スプレーは簡単ですが、以前子供のミニコンポ用のオーディオラックを自作した時に使った、刷毛の方がキレイに塗れる気がします)。
しかし、物置に入れるので人目に付かず、目的は日焼けによる変色防止ですので、まぁ、これで十分かと思います。
庭のお墓の上に置いたチロルのモニュメント。
毎朝、暗い内からナナと散歩に出ますが、必ずチロルにも行き帰りにご挨拶。
月命日や、子供たちが帰って来た時は、夜灯明を点けて、リビングからも見えるようにしています。チロルの顔や姿も点描状に無数の小さな穴を開けていただいてあるので、チロルの顔や姿がシルエットとして、灯明の光で夜の闇の中に浮かび上がっています。
白馬の「村の鍛冶屋」さん(モノが倒れたくらいで、幸い地震による被害は無かったようです)から、受け取りの時にアドバイスされたのが、錆防止の塗装。防錆剤でなくとも、クリアーラッカーを重ね塗りすれば防錆効果があるとのことでした。
庭に設置してから一ヶ月弱くらい経って、秋雨が降り続いた週末に見てみると、底辺に赤錆が出始めていました。
そこで、翌日慌ててホームセンターへ行って、防錆スプレーを買って来ました。クリアーラッカーの倍くらいの値段(600円程度)でしたが、防錆効果はこちらの方があるでしょう。ブラウンとか、用途により色別に何種類もあるので、今回は透明タイプ(クリアー)を購入。
雨の中でしたので、モニュメントの表裏を錆取りをしてから(あまり取れませんでしたが)良く拭いて、念のため一日屋根下のウッドデッキで乾かすことにしました。
週末までは日にちがあるので、朝出勤前に表面にスプレーで塗装。シンナーの様な強い匂いがするので、屋内では作業は厳禁。
速乾性なので、30分程度で十分乾くとの説明書きでしたが、朝時間も無いので、3日間三回繰り返すことにしました(休日に、内側も時間を置いて塗装する予定)。底面は、赤錆を落としてから再塗装します。
12月に入り、いよいよ雪の季節到来。
この冬は、昨シーズンの様な大雪は無いかもしれませんが、もし降れば信州ではなかなか解けないので、雪に埋もれる可能性もあります。もしかしたら、定期的なメンテナンスが必要かもしれませんが、先ずは雪のシーズンに向けて、これで一安心でしょうか。
TV-CMが実に美味しそうに感じられたので、先日第3のビール購入時に、サッポロの新商品「ホワイトベルグ」を買ってみました。
このWHITE BELGは、その名の通りベルギーの代表的地ビールである白ビールの製法を取り入れて作った、ビール風のお酒(第3のビール)とか。
フルーティー感がしないではありませんでしたが、それよりも、何となく舌に残ったのが、最近どこかで感じた後味・・・?
暫く考えて、何となくトムヤムクンに思い至り、「えっ、まさか・・・」。
その数日前にトムヤムクンスープを飲んでいました。
「でも、似てるなぁ・・・」と思って、缶の説明書きを見てみると、そこには「コリアンダーシード」の文字が・・・。
ムム、これは確かにコリアンダーの味だったのです。
「えっ、ビールにコリアンダー!?」
コリアンダー・・・東南アジアでは、香菜(シャンツァイ)或いはパクチー(タイ語)とも呼ばれ、タイ料理やベトナム料理、中華料理にも無くてはならない葉菜?(ハーブ)ですが、東南アジアで一般的に使われるのは葉のみ。また、インド料理のカレー(マサラ)に使われる様々な香辛料の中に、コリアンダーの実も使われていますが、欧州でも専ら実が使われます。そして、実は葉と違って、柑橘系のような芳香なのだとか。伝統的に、ベルギーの白ビールは、これに更にオレンジピール(乾燥させたオレンジの皮)も使われているとのこと。
「ホワイトベルグ」も、小麦とベルギー産のホップを使い、ベルギーの白ビールの特徴であるコリアンダーシードとオレンジピールを使ってあるということです(但し、購入後に飲んで初めて分ったことでした)。
因みに、先々月東京に行った際に、少し職場に寄りたいという娘を待っている間、近くの六本木のオープンテラスのあったドイツのビアホールで勧められた白ビール。同じ白ビールでも、ドイツのそれは小麦を使いますが、ベルギーとは異なり、コリアンダー等の香辛料は用いられないのだそうです。
良く知らずに、CMの印象だけで購入した「ホワイトベルグ」でしたが、コリアンダーは別に嫌いではなく、冒頭のトムヤムクンは大好きですし、東南アジア料理にコリアンダーが欠けると実に物足りなく感じます。しかしながら・・・、うーん、人によって好き嫌いが分れるような気がします。
「ビールには、別に入れなくてもイイでしょ!」
ベルギーの方々は大好きかもしれませんが、個人的には宣伝文句ほどフルーティーとも感じられず、後味のコリアンダーはビアテイストとは(個人的嗜好では)馴染まないと感じましたので、もう今回限りにしようと思います(捨てるのも勿体ない飲兵衛の性で、何とか1カートン終了しました)。