カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
前話の白馬からの帰り道。
今回も県道25号線を走って、山麓線で安曇野市穂高有明地区にあるワンコ連れOKのお店へ寄って来ました。
前回行った「ティータイム ガルニ」の雰囲気はとても良かったのですが、食事よりも喫茶向けだったので、今回も事前にチェックして、テラス席のある「オープンカフェ はぴねす」というお店へ行ってみました(他にこのエリアで犬連れ利用可能な店は、安曇野ジャンセン美術館に併設された、テラス席のある“そばカフェ”くらいでしょうか)。
松川方面からだと、安曇野ジャンセン美術館の少し先にある道の駅風の農産物加工直売所「vif穂高」を過ぎて、二本目くらいの脇道(松本方面からだと小さな看板あり)を山側(西方向)へ上がって行き、突き当りのT字路を左に行った所にあります。到着するまで、本当にこれでイイのかと不安に駆られる程、すれ違いも出来ないような未舗装の細道です(実際、途中お店に電話で確認した程でした)。
夏だけなのか、テラスは既にテーブルも片付けられていて、「吠えなければ・・・」という前提で、ナナも室内へ座らせていただきました。
店内は、6卓20席くらい、こじんまりした喫茶店で、女将さん一人で切り盛りされています。
パスタ中心のメニューから、イチオシという信州味噌のクリームパスタと家内はリゾット、食後に温泉コーヒー(400円)も合せて注文。
メニューに「サラダ付き」とありましたが、二人分の大皿に盛られたサラダと一緒に先付けのような和風の小鉢も出されました。そしてメインと、食後のコーヒーにはサービスなのでしょう、デザートの果物も。
小鉢の煮物やポテトサラダも優しい味付け。クリームというより、ミルクを煮詰めて味噌を和えた感じのパスタソース。意外と味噌味が馴染んでいて、美味しくいただきました。これは、家庭でも作れそうです。直接引いているという温泉で淹れたコーヒーはとてもまろやかでした(最初に出してくれた、お茶も同様です)。
食事メニューは1000円弱でしたが、サラダや(サービスの?)小鉢も含めリーズナブルだと思います。
少し高台で、観光客がふらりと巡ってくる様なエリアではなく、この日も地元のご常連さんが二組でした。かなり、山側に入った地区でもあり、山に食糧が少ないのか、はたまた各地で最近目撃されている熊や鹿同様に、山の生態系が崩れているのか、この辺りではここ数年猿が出没するようになり、多い時は50匹くらいの群れで現れたとか。
そんな世間話もしながら、奥さまは女将さんやご常連さんと犬談義です。
以前は妹さんと二人でやってらっしゃったそうですが、妹さんが体調を悪くされてからは、お一人でやられているとか。でも、事情を知っておられる常連さんは、「ブーブー云いながら、皆さん手伝ってくれるから、一人でも大丈夫」と笑っておられました。田舎風の、気さくで家庭的なお店でした。
(通年営業で、大型犬でも大人しくて吠えなければ、入店OKだそうです)
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