カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 お盆休み中の、とある昼下がり。
母はデイサービスで不在。奥さまは、夏バテ(+新盆対応)で食べる気がしない(三食、スイカだけで良い)とのこと。
新盆のお客様対応で、昼間は食料品の買い出しにも出られず、冷蔵庫には夏季定番の冷やし中華のストックも無し・・・。
 「カップ麺でも食べておいたら?・・・」との有難いお言葉に、
 「熱いモノは食べたくないから、何か自分で考える・・・」

 出した結論は・・・「ヨッシ、冷汁作ろっと!」
以前宮崎に出張した折に、空港の売店で冷汁の元を買って来て家で作ってもらったことがありました。その記憶を頼りに、あとは適当に自己流で・・・。

 夏だったのかどうかの記憶は定かではありませんが、昔は何も無ければ、残った味噌汁をご飯にかけた“ぶっかけ飯”(或いはネコマンマ?)が定番だった筈なので、汁の基本は先ずは味噌でしょうか。
味噌を(白だしが無かったので)薄めたツユの素で伸ばして溶いて、少し砂糖を入れてかき混ぜ、しゃぶしゃぶ用のゴマだれを(結構多めに)足して、先ずはかなり濃い目に仕上げます。その中に前日の冷やむぎの薬味の残りの刻んだミョウガと大葉を入れて、(ご飯を入れた時に塩梅がちょうど良くなるように)氷を数個入れて冷やし、かけ汁は完成です。キュウリを薄く輪切りにして、丼に盛ったご飯に載せて、汁をぶっかけて出来上がり。
本場の冷汁は、砕いた豆腐を汁に入れるのがポイントとは、奥さま。
でも、このままでも十分美味しくいただきました。キュウリの涼やかな“青臭さ”に“日本のハーブ”とも云えるミョウガと大葉が爽やかです。
 「うん、夏は冷汁に限る!」・・・かも。