カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 18才になる我が家のチロルですが、この1年間くらい、いよいよ老衰の兆候が表れてきました。

 我が家を建てて暫くして、そぼ降る雨の早朝に玄関にずぶ濡れになって捨てられていたチロルです。
その、捨てられたトラウマからか、最初は、お客さんが来ると(玄関のチャイムが鳴ると)一目散にスッテプフロアになっている階段(4段)を駆け上がり、閉まっていれば伸び上がって自分の前足でドアノブを開けて、玄関で吠えていたのが、ここ一年前からは先ず階段を昇れなくなりました。

 そこで、ベランダから庭を回って道路に出るまでに3つある階段は抱っこして、毎朝散歩に出かけていたのですが、1年くらい前から散歩途中に後ろ足がカクンとよろける様になったので、最初は同じくらいのペースだったのが、最近では20m歩いてマーキングをしては、50m抱っこして、また20m歩く・・・という感じになりました。最初の頃は、抱くと「早く降ろして!」という風に足をバタつかせたりもしましたが、その内に抱かれることに慣れたのか、前足を揃えてチョコンと出して、降ろしてもらえるまで抱かれたままにさせています。

途中、ご近所の方や、犬連れの方など、朝の散歩途中にお会いする顔馴染みの方々からは、ゆっくりゆっくり歩いているチロルに「頑張れ、頑張れ!」と口々に声を掛けていただきます。ナナも、先に行って立ち止まっては振り向いて、チロルが来るまでじっと待っています。
 何しろ、“散歩大好き犬”のチロルですので、動ける間は何としても散歩に連れて行ってあげようと思います。

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