カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
塩尻に外出の折、途中の松本で「昔ながらのラーメン」という評判で、今まで何度か前を通って気になっていたラーメン屋さんへ寄ってみました。
その店は、松本市埋橋の通称“国体道路“沿いにある「若松食堂」。看板には「拉麺の店 わかまつ」と表記されています。
擦りガラスの引き戸の入り口で、如何にも昭和の頃からそのまま変わっていない感じの、所謂“町の食堂”といった店構えです。店の裏手に6台程停められる駐車場がありますので、車でOK。歩きだと、駅から結構な距離(あがたの森方面へ、2㎞近くあるでしょうか)。
12時過ぎに上田を出たので、着いたのが既に1時半近かったのですが、狭い店内はテーブル2卓とカウンター5席で、8名ほどの常連さんと思しき先客の方々が食べていらっしゃいました。
壁に貼られた短冊のメニューから、ラーメン(550円)の大盛り(700円)をお願いしました(麺類以外にも、チャーハンなどの食堂メニューもあり)。
オヤジさん(という雰囲気)から「こってり、あっさり、どっちにする?」と聞かれ、「アッサリ」をチョイス。途中、「麺は固茹ででイイかい?」と確認があり、それでお願いしました。先客の皆さんは食べ終えて出て行かれ、運ばれて来た時は私を含め3名のみ。
スープはやや塩気が勝っている感じがしましたが、決して「しょっぱい」のではなく、個人的な好みとしてはもう少し(野菜等での)甘味が欲しい感じ
(ほぼ同じレシピ+野菜で採った出汁に背油チャッチャ系が、上諏訪の「麺屋さくら」の屋台ラーメンの筈ですが、もう少し甘味があったような気がします)。でもシンプルで、昔ながらの「支那そば」風で殆どスープも完食。値段も、ラーメン一杯550円と非常に良心的です。
「どうも、ごちそうさまでした!」。
これからもこのまま変わらずに、何も変えずに、すっと守っていって欲しい・・・。今風の流行とは無関係の、そんなラーメンでした。