カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 時折(年に2回くらい?)、無性に焼き鳥が食べたくなる時があります。
しかし、昔(移転拡張前)の上諏訪『鳥せん』以上の焼き鳥屋は、松本には無い・・・と(実際に、これまでに幾つか市内の評判店に行ってみましたが、やっぱり)今でもそう思っていますが、上田はB級グルメの「美味(おい)ダレ焼き鳥」で町興しをしているので、もしかすると上田にはあるのでしょうか・・・?(でも、自腹でホテル代払ってまで焼き鳥を食べるのもなぁ・・・と、今のところは躊躇しています)。

 と、前置きには関係なく、焼き鳥なら安いからと説得し、緊縮財政発動中の奥さまに渋々ご了承いただいて、とある日曜日に一緒に向かった先は、中町に程近い「炭火やきとり 気らく家」(蕎麦「野麦」のすぐ隣)。
割と新しいお店だと思います。ここ、何とソフトドリンクが無料。「『焼き鳥が食べたいから』と、お酒を飲まずに車で来られる方もおられるので」とのことですが、一品が決して高くない焼き鳥なのに偉いなぁ・・・。お茶にまでチャージしようとした、どこかのそば居酒屋(第660話)の女将にウーロン茶の出がらしでも、ホント飲ませてあげたいくらいです。いや、アッパレ!

 店内は、カウンター席が7席くらいだったか、それと小上がりにテーブル席が3卓。着いた時は誰もまだ居なかったので、テーブル席にさせてもらいました。つくね、レバー、ネギ間、モモ(塩・タレ両方ありますが、特に指定しない場合はお任せ)。野菜はシイタケ、タマネギと大根サラダも。中では、大根サラダのドレッシングが秀逸。
家内はもっと焼いた方が良いそうですが、私メは(昔の鳥せんの様に)もう少し焼きが甘い(外は良く焼けて中はジューシー)方が好み。また、タレがやや濃いかも。モモは若鶏と親鳥の二種類があり、親鳥の方が固めですが、肉に味があるとか。ナルホドでした。
私メは、一年分の焼き鳥だったので、更に鶏皮と、今度はつくねを塩、レバーはタレ、そして最後に豚バラ(辛みそ)を追加オーダー。これまで何となく敬遠しがちだった鶏皮。脂の甘味もあって、初めて美味しく感じました。丸鶏で仕入れ、ご自分で捌くというご主人。素材の良さなのでしょう。満腹になりました(メニューにあった「卵かけごはん」を頼めなかったのが、些か心残り)。
途中から、常連さんなども来られ、ほぼ満席となった店内は和気あいあい。誠実な仕事振りで、(ソフトドリンク無料に象徴される)好感の持てるマスターの人柄も繁盛の要因なのでしょう。
二人で〆て6千円也(内1500円強は飲み物代)。どれも一本200円以下(80円から)ですので、安いと思います。十分美味しかったのですが、レバーのジューシーさは昔の「鳥せん」には負けるかなぁ・・・でも久し振りの焼き鳥に大いに満足でした。家内も「正ざわ」(第544話参照)より美味しかったそうで、そりゃ何より(斯くいう私メも、雰囲気含めて同感です)。
「あっ、そうそう、もう1軒気になる焼き鳥屋さんが縄手にあるんだけど・・・」
「もう、当分イイ!」
(ハイ、一年後に期待します・・・)
【追記】
・・・と、その後会社の同僚等を無理矢理誘って二度ほど参上しました。
最初は燗酒(松本の善哉)を初めて美味しく感じて(但し、一本目はバイトの子が知らないらしく、常温に近かったので温め直してもらったのはご愛嬌。マスターも恐縮してました)、後輩メンバーと飲み過ぎ(自転車で帰宅した彼は、途中転んで傷だらけになったとか・・・。私メは、お迎えに来られた方からの説教だけで済みました)。
そして満を持して、リタイアされた先輩と伺った前回、遂に〆で念願の「卵かけごはん」(250円)を食べることが出来ました。
メニューには、「鶏ガラ醤油ラーメン」(600円)の気になる文字もありましたが、そこまでの(お腹に)余裕はありませんでした。十分に飲んで食べて、一人5千円也でした。当分、焼き鳥はもうイイかも・・・。

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