カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
家を建てた時に庭まで予算が回らず、3年がかりで自分で作庭(興味ある方は本ブログジャンルの「我家のガーデニング顛末記」を参照ください)してシンボルツリーとして植えたモミの木(プンゲンスホプシー)。
それと、その後(ミント・ジャングルとなったハーブガーデンに愛想を尽かした奥さまが)専門家(私メの高校時代の同級生が社長の園芸店)に庭のリフォームを頼んだ際に、枯れてしまった夏ツバキに替わって玄関先に植えてもらったコニファー(多分ブルーヘブン)。家を建てた時からの彼女の希望は、クリスマスの季節に併せて、そのモミの木をいつかイルミネーションで飾ること・・・でした。
建ててからは早17年目。遂に「今年こそ!」と奥さまは、ホームセンターに見に行ったりネットで調べたりして、結局通販でLEDのイルミネーション・ライトを購入しました。事前に希望を聞かれたので、「シンプルに!」とだけ。
新婚旅行での冬のロマンチック街道(多分、ローテンブルク)で見た、街の広場を飾っていたオレンジ一色のイルミネーションのように、出来れば暖かでシンプルな飾り付けを希望(昔のボォーっとした豆電球と違い、透明感のあるLEDは逆にややクールな色調ですが)。
モミは随分生長して、優に4mはありますので、女性には電飾は無理。そこで、週末に脚立を持って来て、4本(1本10mとか)を出来るだけ均等になるようにモミの周囲に巻き付けました。「あっ、そっちじゃない!もっと、こっち・・・」と、その都度現場監督から指示される作業員は「へ~い、仰せの通り」。コニファーは2m足らずと背が低いのでご自分で作業(それが楽しいようです)。
コニファーは道路脇なので、出来るだけ太陽光が当たるように塀の上にソーラーパネルを設置しました。
一方芝生ガーデンの端に植えてあるモミの木は、南側ではありますが、我が家と隣家の間にあるので、太陽が南に下がっているこの時期は、隣家に遮られて午後に西日が少し当たるくらいで、それ以外では直射日光は殆ど当たりません。
取り付ける前に、日光に当ててフル充電しておいたようで、3日間ほどは問題なかったのですが、モミの木のイルミネーションは4日目には点灯しても直ぐに消えてしまったとか。樹下周辺では、ソーラーパネルを置ける範囲も限られ、日当たりの良い場所までは届きません。さて、どうしよう?。家内は半分諦め顔で、
「ソーラーじゃなくて、コンセントから電源を取るイルミネーション・ライトを注文し直そうかなぁ・・・?」
「それじゃ、ソーラーを買った意味無いジャン・・・」
ということで、色々思案の結果、然らば一点集中でと、西日に向けてソーラーパネルを設定した所、比較的日当たりの良いコニファーは早朝までもちました(フル充電時8時間のスペック)が、モミの木は1時間弱。止む無く、モミの木の方は平日充電し、週末のみ点灯しています。
そこで、ベランダはダメですが、壁の上部には日光が当たっていることから、長さ2m位の板の上部にパネル部分を取り付けて壁に立て掛け、昼間の時間帯に日光を当ててみることにしました。
ホームセンターで、長さ3mの杉板を230cmにカットしてもらい、足用の板も購入し、こちらは自分でカット(店のカットサービスでの斜め切りは、45度の角度のみ)。組み立てて、最上部にソーラーパネルの足部分をネジ釘で固定。パネルを取り付けて完成。10時半頃から3時半くらいまでは、何とか直射日光が当たりそうですが、果たしてどうでしょうか?
ところが、その後冬至に向かって太陽は更に高度を下げて行きますので、最初計測した高さでは日が当たる時間が短くなってしまいました。
うーん、難しいなぁ。