カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
時々(と言っても多くて月一回ですが)、ハーモニーホール(音文)へコンサートやチケットを買いに行った時などに、必ず戴いて来るのが「ぶらあぼ」という冊子。
クラシック音楽の演奏会情報中心の、A5サイズで大体250頁前後の月刊誌。しかもこれ、何とフリーペーパーというかフリーマガジンというか、とにかく無料で、全国のチケットぴあ、CDショップや楽器店、コンサートホールなどに置かれているそうです(私メは専ら音文です)。
発行元は東京MDEとか。提携先として、クラシック音楽の国内演奏家を束ねる公益社団法人「日本演奏連盟」(Japan Federation of Musicians)がバックページに掲載されています。
確かに、オーケストラやリサイタル、練習用ホールや楽器販売、はたまた演奏会用ドレスの貸衣装などの広告が殆どなので(クラシックファンにとっては、その演奏会の広告そのものが情報なのですが)、その収入で賄えるだろうことから、無料となる理由がそこにあるのでしょうが、それだけの数の演奏会が首都圏(中心)にあるということ自体も凄いことだと思いますし、本来タダではない情報化社会の中で、無料で戴けるのもファンにとっては本当に有難いことだと思います(正に、ブラヴォー!と喝采を贈りたい気分です)。
特に、地方にいる我々にとっては、頻繁に都会の演奏会に足を運べる訳ではありませんが、田舎に居ながらにして、都会の演奏会の様子や、(クラシック音楽と雖も、楽曲や演奏家の)流行り廃れなどの雰囲気を知ることが出来ることから、見ていても飽きることがなく本当に感謝しています。
今回もトリフォニーホールで、10月号を頂いて来ました。
これからも無料で、末永く頑張って発行していただきたいと切に願っています。ブラヴォー!と喝采も贈りつつ、「頑張れ、ぶらあぼ!」。