カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
小さな扱いでしたが、ガソリンスタンドで給油中にスポーツ紙を見ていたら、西部の相内誠投手が二軍戦でプロ初登板を果たしたとの記事が掲載されていました。
彼は、千葉国際高時代に“房総のダルビッシュ”と呼ばれ、昨年のドラフト2位で西武に指名されながら、卒業前に無免許(仮免中)でのスピード違反で検挙され、一時入団も危ぶまれた選手です。
また、ドラフト指名時に児童養護施設育ちであることが報道され、話題となった選手でもありました。
その後謹慎の上何とか契約されて入団し、8月7日の二軍戦で僅か1イニングですがプロでの公式戦初登板を果たしたそうです。
本家のダルビッシュ投手自身、素行が問題視される中、日ハムが指名し、入団後に喫煙が問題になったこともありましたが、その後の活躍は周知の通りですし、巨人の坂本選手も中学時代に、地元関西では素質は誰もが認めてはいても進学先ではどこからも手が上がらず、先輩の口利きで青森の光星学院に進んだのだそうです。高校時代も本人曰く「やんちゃ」で遊びたくて、一時野球から離れた時期もあったのだとか(監督が中学時代の友人たちに手を回して、彼らに付き合ってもらえず、結局青森に戻ったそうです)。
「ちょいワル」を賛美するつもりは毛頭ありませんし、彼の素行が誉められたことでないのは勿論ですが、児童養護施設育ちという辛かったであろう少年期があればこそ、何とかプロとして大成して欲しいと陰ながら応援しています。