カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
奥さまが娘の所に上京して不在になると、休日はともかく、平日は一人でぜ~んぶ対応しないといけないので、朝7時に出社するためには、これが結構大変です(新聞を読み、コーヒーを楽しむ時間確保も含めて、分刻みの作業スケジュールとなります)。
普段は、この時期だと5時半頃に犬の散歩に出るのですが、一人の日は、とにかく明るくなったら出かけ、戻ってケージの掃除とエサやりと、母の一日の食事とお茶の準備と、日によってはゴミ出しをしてからの出社となります。
そのため朝は4時起きですが、6月末の夏至を過ぎて、この時期ですと30分ほど明るくなるのが遅くなっていて、出来れば4時半に出たくてもまだ薄暗いので、5時頃になって“漸く”チロルとナナを連れて散歩に出掛けることになります。
ご存知の通り、太陽を回る惑星地球の公転の軌道と自転の軸の傾きにより、日照時間の最長最短は、夏至と冬至の6月下旬と12月下旬。本来であれば、太陽光の照射する単位面積あたりの熱量は時間に比例するので、その夏至と冬至が最大最小の筈ですが、気温の最高最低は、調べた訳ではありませんが、体感的にもこれとズレて8月と2月頃という感覚です。
これは、太陽光により暖められた空気や地面や海水に次第に熱が蓄えられ、或いは放熱され、その結果気流なども季節的に変化していくために、こうした日照時間と気温の上昇下降のズレが起こるのでしょうが、何となく頭では分かっていても、朝の散歩や、日の出日の入りまでが作業時間というお百姓さん的(私メは週末だけですが)には、何とも感覚的に気になってしょうがありません(もしかしたら、単に年を取って暗い内から起きているせい?)。まぁ、どうでも良いことではありますが、温暖化のせいなのか、ゲリラ豪雨があったり、猛暑日が続いたりと、日本列島は今年もうだるような暑さです。
私も、数年前のお盆休みに果樹園の草刈をしていてフラフラになったことがありましたので、その後はこまめに水分補給をするなど、熱中症対策には気を付けています。
その立秋の頃でしたが、夜の庭で初めて「スィーッチョン」というウマオイの鳴き声が聞こえました。そして、今ではコウロギも盛んに鳴いています。猛暑の中で、季節は間違いなく秋に向かっているようです(写真は道端に咲いていた月見草。マツヨイグサですが、何となく秋の風情を感じます)。