カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
街中のアスファルトの割れ目の僅かな隙間から生えた植物。巷では“ど根性××”と呼ばれ、以前は新聞報道等で話題になりましたが、最近では余り目にしないので、もうそれ程珍しくないのかもしれません。
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この時期は5時半頃に家を出ますが、我が家近くのお宅の道路脇。そこは、アスファルトを敷いた駐車スペースです。そのアスファルトがひび割れた隙間から、6月中旬頃にヒマワリが芽を出し、その後の梅雨のお湿り(東信地区の東御市などでは水不足が報じられましたが、松本地方は平年よりも降水量が多かったとか)、早めの梅雨明け後の暑さも手伝ってか、日毎にグングン伸びてきました。
そして、この7月25日。すぐ近くに生えている兄弟(姉妹?)たちにも負けない大きな花を太陽に向かって咲かせました。見掛けるのがいつも朝ということもあって、その名の通り東に向かって咲いています。(写真は七夕の7月7日と咲いた後の31日の様子です)
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またその種子は、シンガポールの中華レストランでの料理の前のつまみとしても良くテーブルに置かれていました。中国系の人たちの大好物で、彼らは手を使わずに口の中で器用に種皮を剥いて食べていました(皮はペッとテーブルに吐き出しますが、中華料理では汚すのは美味しかった証とマナー違反にはなりません)。食べ方(舌を使った種皮の剥き方)を教えてもらいましたが、“年季”の違いか真似は出来ませんでした。
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