カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
上田の会社でのお昼は、結構コストパフォーマンスの高い日替わりの仕出し弁当なのですが、諏訪にいた頃は会社の食堂で殆ど毎日麺類を食べていた“麺好き”の身としては、どうしても時々ラーメンが食べたくなります。
そこで、会社から車で簡単に行ける範囲にあるラーメン屋さんや、塩尻や諏訪などへの外出時などに、時間が合えば多少時間をずらしてでも、お昼にラーメンを食べています。そんな、ラーメンの幾つか。
先ず、時々お邪魔する上田市本郷の「夢の家」。本来は焼肉屋さんらしいのですが、ご主人の“好き(≒研究熱心)”が高じて、昼は大衆食堂(定食類も豊富)なのに殆どラーメン屋さんの様相(お客さんの注文も殆どラーメン類)。中には、カレーラーメンの下にご飯まで入った(スープカレー風?)“印度ラーメン”(多分私メも無理だと思いますが、中高年のお客さんの中には完食を諦める方も)や“透き通った”味噌ラーメンなど、この店オリジナルの変わりラーメンやつけ麺などもあるのですが、一切化学調味料や添加物を使わずに、地元中心に自然由来の食材を使う拘りで、スープにも「体に良い“磁化水”」使用とか。
他にも好きな店(ラーメン店では無い食堂で出る、ただ一種類のみの鶏ガラ系濃口醤油ラーメン)があるのですが、そこは真面目なご主人がカウンター越しの厨房で一生懸命(≒必死に)調理していて、それが逆に緊張感となってこちらにまで伝わって来てしまうので、些か足が遠のいています。なお、上田は松本よりもラーメンのレベルは上(松本には、長野「助屋」や上田「おおぼし」、塩尻「凌駕」や諏訪「ハルピン」などの有名店が出店しています。でもその逆はあまり聞きません。市内に支店や系列店を出している「寸八」や「ひづき」などの人気店が松本にもあるのですが、豊科に兄弟店のある老舗「とりでん」くらいでしょうか?)だと思いますが、人気店は上田駅周辺やR18沿いに多いようなので、残念ながら昼休みにそこまで足は伸ばせません。
以前朝から外出し、ちょうど昼ごろ戻るので、会社への通勤路上で気になっていた「青竹手打ちラーメン」なる店に入ったところ、スープの味は良いのにぬるくて、手打ちという太麺は茹で過ぎで、ラーメンと言うよりもまるでうどんに、正直ガッカリ。スープはガラ系でやや甘味があり良い味がしていたのに、惜しいなぁ・・・。
また、これまでの数ヶ月間で、二度ほどの諏訪への外出の折、いつもの「麺や桜」の“屋台ラーメン”(550円)。平日のお昼は大盛が無料サービス。鶏ガラ主体のあっさり醤油に“背脂チャッチャ”系。ご主人不在で、何でも岡谷の国道端に新店舗を出したのだとか。繁盛で何よりです。
そして先日は、久し振りのハルピンラーメン(650円)。今回は、下諏訪店へ。ハルピン独特の“寝かせダレ”をベースに、諏訪の本店とは一味変えている(新味との表示)とのこと。昔、諏訪に住んでいた頃は、中洲に移転する前の並木通りにあった最初の店に、飲んだ後の締めに必ず行きました。その古い記憶からすると、スープがややコッテリ感が増して辛味も強いようですが、ハルピン独特の“寝かせダレ”ベースではありました。また、トロトロではありますが、醤油ダレで煮込んではいないチャーシュー(本来は、じっくり煮込んだモモ肉だと思いましたが、こちらはバラ肉)でした。因みにこちらも、お昼は小盛のご飯がサービス(好みとしては、昔の味に近い本店でしょうか)。着いたのは2時半近かったのですが、満車(座席数に比べ駐車スペースが少ない)で、駐車場の空くのを待ったほど。並柳に出来た松本店(こちらの味も下諏訪店同様の新味とか)は、時々横を通ってもそれ程の混雑ではないようですが・・・。
今回の最後に、塩尻の事業所から徒歩で行ける「ラーメン専科しんちゃん」。
会社から行くならココ!と教えてもらった店。以前行った時は臨時休業で入れず、今回リベンジで1時頃行くと営業中でした。やったネ!
今風に小ジャレてもおらず、昔ながらのラーメン屋の雰囲気に期待も高まります。駅から歩いたので暑かったのですが、先ずはオーソドックスにラーメン(500円)を大盛(+100円)で。
待つこと暫し。スープは煮干しベースの醤油味。流行りの“魚ってり”でもなく、尖ってもおらず、まろやかでやや甘味のあるあっさりしたスープ。煮干しでもこれなら大丈夫。麺は細いちぢれ麺。チャーシューは薄めですが、500円の値段を考えると納得です。汗だくになりましたが、なかなか美味しかったです。