カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 作業場でのリンゴ作業のお供だったCDラジカセ。
数年前にFMラジオの代わりにと長女が買ってくれたのが壊れて、次女用に昔買った7年物?を(使わずに置いていったので)ご本人の承諾を得て使っていましたが、これもCDが音飛びとかしだして残りの寿命幾ばくか・・・。
これまで市立図書館から借りたり、AVレンタルしたCDを奥様にPCでダビングしてもらっていたのですが、壊れたのを機会に「もう世の中、iPodの世界でしょ!」ということで、とうとうアナログ派から脱却することと相成りました。

 そうかと言って、イヤフォンで(大音量で)聴くのは耳にも良くないですし(絶対に難聴の原因になる筈です)、電車通勤時に車内でシャカシャカ音漏れするのに閉口していたので人迷惑ですし、第一あのドンシャリは我慢できません。そこで、最近はiPodドックで直接接続して聞くことができるポータブルオーディオが各メーカーから登場していますので、「これかな!」

 今シーズンは何とか騙しだまし終ったので、秋までに購入出来れば良いと思いましたが、日頃ダウンロードしたオフコースとかをタブレットPCで聴いている奥様が、「じゃあ、それまで私が使うー!」とのことで、ここで購入することにしました。

iPodも最新のネット接続で無くとも良いので、iPodタッチではなくナノで十分。オーディオはまたぞろ各メーカーのカタログをじっくり吟味した(この時間が何とも楽しいですね)結果、個人的にはそれなりに音質重視(そろそろ我が家のアンプとCDも買い換えたいなぁ・・・もう16年使っています)で且つ持ち運びを前提に、色々ある中での予算内での候補機種をKENWOODのCLX-70に絞り、量販店の店頭で実物を見てから決めることにしました。オーディオ専業だったメーカーらしく、音質もカタログデータ上はこのクラスではまずまず。CLX-70はスリムなデザインですので重低音は期待できませんが持ち運びは可能で、アンプはデジタルプロセッシングでCDも使えます。
しかし、このモデルは2010年の発売だったらしく、最新のiPodナノは新しいボックスを購入しないと接続できませんでした。
このサイズ(奥行き)故、重低音を期待する方が無理(却って今までの大型のラジカセの方が良い音がしますし、またポータブルではなくなりますが、低音が欲しい時は本体にサブウーファの接続端子もあり)と言うもの。でも、やっぱり凄いなぁ。iPodナノって4000曲も入るんですね。しかも、予想に反して付属のイヤフォンも低音含め結構イイ音がしますし、普通の音量では音漏れも全く気にならず、時代はアナログ人間の想像以上に進化していました。イヤ、大変お見それしました(・・・ということは、音漏れして聴いていた若者は、一体どれほどの大音量で聴いていたのでしょうか)。

 先日は、日曜日の剪定作業中に、どうしても「きらクラ」をFM放送で聴きたくて、遂にiPodにイヤフォンを接続してのナガラ作業。いやぁ、受信状態含め、「イイ音してるなぁ!」と驚きでした(でも、やはりコードは作業の邪魔でした)。お陰で剪定作業も順調に進み、全て終了することが出来ました。

 ということで、秋のリンゴ作業までは、普段はリビングで奥様ご用達で鳴っています。しかし流れる曲は、決まって、いきものがかりに小田和正とオフコース・・・。ちょっとぉ、たまには別の曲掛けたらどうなのヨ。