カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
またまた木曽奈良井宿の話題で恐縮です。
昨年9月の三連休に帰省して来た長女夫婦が、私たちは農作業で出られなかったので、二人で奈良井宿へドライブに行って、(家内にだけ)お土産に買って来てくれた「苑」のブローチが気に入って今度寄ってみたいとの奥様の仰せ。その後長女がモツレクの合同練習で 一人で帰省して来たので、翌日帰郷する前に未だ彼女が行ったことの無い「時香忘」で蕎麦を食べた帰り道に奈良井宿へ立ち寄りましたが、日曜日の昼過ぎというのに、そのお店は休業中。看板には確かに不定休との記載。
そこで止む無く、喫茶「松屋茶房」へ。前回偶然入った長女たちが、トイプードルがお店にいたから大丈夫じゃないかとのことで、次回ナナを連れてドライブに来た時に、本当に犬連れOKかどうかの事前確認です。
築200年の町家を使っているという、こちらの「松屋茶房」には、看板犬の親子のトイプードル「ピアノ」と「ショパン」がいて、彼等と仲良く出来そう(な小型犬)で問題無ければ構わないとのこと。因みに、その日店内に流れていたBGMもそうでしたが、ピアノ曲、中でもショパンのノクターンがお好きなのが二匹の命名の由来とか。
我が家同様、やはりお嬢様がお二人で、既に県外で就職されていて、家内とは娘談義で盛り上がっておりました。その間、手持ち無沙汰の私メはショパンとピアノに遊んでもらいました。どうもネ。そこで、次回はナナを連れてお邪魔することにしました。
ということで、前置きが長くなりましたが、12月最後の三連休。リンゴ作業も全て終わり、年末の大掃除の前のちょっとした空き時間。
お正月の客呼び用に、漆器の茶托を買いに木曽(平沢が漆器の本場です)に行きたいとの仰せに、ではナナも連れてのドライブがてら、奈良井宿まで足を伸ばしてみることにしました。時香忘はTV紹介されて混んでそうですし、奈良井から先へは笹子トンネルと同じ天井板構造の鳥居トンネルを通らないといけないので、今回はパス。
ショパンとピアノにご挨拶ですが、ナナは気後れしたのか抱っこをせがむ始末。止む無く膝に乗せると漸く安心したようです。ショパンとピアノも、ご主人の膝や椅子の上にぴょんと飛び乗って大人しくお座り。
サイフォンで入れたコーヒーと絶品だったという抹茶ケーキを頂いて、冬の人通りの少ない宿場町を後にして、3軒ほど漆器屋さんを回って、気に入った茶托を購入し夕闇迫る木曽路を抜けて松本へ戻りました。