カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 史上初めてのメダリストによる銀座パレードも終わり、日本中が感動で盛り上がったオリンピック熱も漸く落ち着いて来たのでしょうか。煽りを食ったのは、甲子園とプロ野球・・・4年に一度はしょうがないですね。
 今日からパラリンピックも始まります。彼らもまた紛れもなく正真正銘のアスリートです。

 さて、今回のオリンピック報道で、これまでと異なり特徴的だったと個人的に思うのは、唐突ですが“夫婦愛”だったのではないでしょうか。
これまでも谷亮子など皆無ではありませんが、そうしたトップアスリート同士の結婚ではなく、今回は、なでしこジャパンの大儀見(旧姓永里)選手、女子レスリングの小原選手、そしてボクシング男子の村田選手。それぞれの旦那様や奥様もこぞって取り上げられ、その支え合い、夫婦愛が話題となりました(バレーの竹下選手が広島カープの江草投手と結婚していたというオマケの話題までありました)。
例えば、別居してまでフィジカルで勝負するドイツのプロリーグに渡った大儀見選手に代表されるように、夫婦間の何かを犠牲にしてまで、選手である相手を理解し支え合う思いやりがありました。ベターハーフと言う言葉では軽過ぎ程の、お互いの理解と信頼を感じさせられました。そして、女子選手を旦那さまが支えるというのが今までには無く、科学的管理による選手寿命の長期化と共に、結婚してからも競技を続けようという環境が漸く日本にも生まれて来たのかもしれません。

 また、男性を奥様がじっと耐えて支えるというこれまでの図式ではなく、村田選手にしても、奥様が旦那さまを励ましながら明るく支えるという、今風の微笑ましいほどの夫婦愛であり、だからこそ、あれだけ話題にもなったのではないでしょうか。
大儀見夫妻や小原夫妻同様、イイ夫婦だなぁ・・・と今回のオリンピックでは、競技でのメダル取得だけではなく、今回はその余韻にも大いに感動させてもらった次第。