カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前回わざわざ蕎麦が食べたいと早起きして成田から昼前に帰省して来た次女を連れて行った、木曽開田高原入口の『時香忘』(第642話参照)。
今度は、先月末に高校音楽部OB会の演奏会の練習参加のために帰省してきた長女も一度は食べさせてあげようと思ったら、朝織り込みチラシを見てパルコに行きたいとのこと。
「そんなの、渋谷へ行けばイイじゃん!」
「だって、東京はもうバーゲン品なんて売り切れて買えないのに、まだ松本は残っているなんて信じられないんだから!」
「はぁ、さよか・・・。」
ということで、その日の午後の電車で帰京するため、木曽まで行く時間は取れず、ま、次女(注記)に比べてそれほど蕎麦に執着がないのでしょう。でもバサラのランチではなく蕎麦で(が?)イイとのこと(そうは言っても、さすがは信州人!)に、じゃあ松本だったらと、迷うことなくいつもの『そば処 井川城』へ行くことにしました。

 県外車を含め何台か駐車していましたが、幸い1卓空いていて待つことなく座ることが出来ました。
家内は三種盛り、私は十割と二八の二種盛りで、今回は十割を大盛り(一人前の二枚)にしてもらいました。娘は、夏期限定メニューの“冷やしかけそばのなすそば”とやら(カメラを忘れたため写真がありません)。焼きナスを冷やして、トマトと一緒にトッピングされていて美味しいとのこと。蕎麦も結構な量です。

 こちらは、いつもの「もりそば」ですが、相変わらず十割も二八も腰があり美味。「やっぱ、旨いなぁ!」
途中、今回は、いつもの煮付けではなく夏のスタミナスープとのことでしたがサービスしていただき、最後にはお馴染みのそばだいふく(これまたいつも通りに奥様へ)。店に貼ってあるチラシによれば、今回は抹茶餡だそうです。手書きで、「お土産用はもっと大きいです。」との書き込みがされていましたが、サービスいただいた大きさかと勘違いされないためにも、それ正解です。

 先に食べ終えられて出て行かれた小学生と思しきお子様連れのご家族は埼玉から来られたとか。そうか、学校は夏休みなんだ。そう言えば、松本城の駐車場も観光客の車で満杯でした。ありがたいことです。
どうぞ、涼を求めて(但し、昼間は結構暑いですが、朝晩は涼しいので)信州へお越しください。
【注記】
小学校低学年の時の「ゆとり教育」で、蕎麦好きの先生が担任だった彼女のクラスは、一年間ずっと何故か蕎麦打ちをやっていて漸く終わったと思ったら、二年目は先生から「今度はそばつゆ!」と聞いたお母様方が猛反対して中止したほど。いくら信州だからとは言え、そんな教育目的も良く分からぬ「ゆとり教育」が無くなったのも父兄(母親ほどではないにしても父親も)としては“むべ”(宜)なるかな・・・でありました。