カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
披露宴(第631話参照)から2週間後、今年の父の日に長女から届いたプレゼント。
これまでも娘たちは、泣けだしの少ないお給料やアルバイト代の中から、ぐい飲みや吟醸酒、はたまたトレーナーやDVDなど、心のこもったプレゼントを贈ってくれましたが、もらっても何だか使う(飲む)のが勿体無くて大切にしまっておいたら、彼らからは「せっかくあげたのにぃ!」と非難の嵐。でも、大事に取ってあるのにナ・・・。
今年は、「贈っても(使わなければ)しょうがないから、今度東京に来た時に一緒にご飯でも食べるからネ!」と言っていたのに、突然届いたプレゼント・・・?。
飲まない、着ない、見ない・・・そんなこちらを見越して、今回のプレゼントは可愛らしい“Photo Book”でした。
結婚披露宴での高校の音楽部の親友の皆さんとの、ピアノ弾き語りでの合唱“♪たしかなこと”のバックにスライドショーで流すために、帰省して来て二日間近く掛けて、生れた時からの何冊ものアルバムの中から選んでスキャンしていったたくさんの写真。思い出が一杯詰まった中から、私との写真を中心に、誕生後の幼き日から先日の披露宴までを、一枚ずつコメントを付けながら一冊のフォトブックに仕上げてくれたものです。
同じく、初めてスキーでの泊りがけで行った白馬のホテル。ベッドで並んだ(当時はそっくりと言われた)父娘二人の写真。
生まれたばかりの次女も帯同し、家族4人で暮らしたシンガポール時代。
おしゃまなポーズでのシンガポール動物園や、ワラビーと一緒に写ったオーストラリアへの家族旅行。バリかプーケットの海岸での家族全員の写真。
そして6年間のシンガポール赴任を終えて、帰任後の満開の桜の下でのアルプス公園・・・。そして、先日の涙の軽井沢・・・。
「今まで27年間 本当にありがとう!」と記された最後のページには、“♪たしかなこと”から引用した言葉が添えられて・・・。
「忘れないで どんな時も・・・ きっとそばにいるから」
写真に切り取られた一瞬から、当時が走馬灯のように思い出されて、何度も何度も手にして眺めています。家内もどうやら一緒の様子。
私たち夫婦の大切な、そしてどんな高価なモノにも替えがたい“僕の宝物”になりました。
そう。たとえどこにいても 娘たちとは 「同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ」から・・・。
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