カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
遅れていた松本城の桜が16日に漸く開花宣言が出され、18日からライトアップ、19日から本丸庭園が無料開放されています。遅れていた分一気に満開となり、今年は僅か数日早く咲いた我が家の隣のヒガンザクラも一緒に競うように咲いて、今年の松本は桜の競演です。土曜日に買い物で近くまで行った弘法山も、2000本という桜が満開で全山浮き立つ様でした。
(以下写真は全て4月22日撮影)
お城よりも高台にあるアルプス公園は既にお花見用の提灯が飾られていましたが、まだ桜は蕾で、木によってチラホラ綻んでいる程度。城山々系のアルプス公園は標高800m程度だと思いますが、お城(隣の市役所が592m)とは200mでこれ程違うとは。700m前後の深志高校や近所の蟻ヶ崎児童館の桜は満開です。
5年ほど前に拡張されたアルプス公園は70haという広大な公園で、園内に600本を越える桜があり、ここは火気使用が認められているので、今週末はBBQなどの花見客で広い公園も賑わうことでしょう。上手くいけば、今年はゴールデンウィーク前半まで桜が楽しめるかもしれません。
公園では、春の主役の桜が咲く前に、花の形状からおそらくコブシではなくハクモクレンだと思いますが、真っ白な花を木に一杯に咲かせていて、それは見事でした。
家内も4月中旬の検診で漸く松葉杖が取れて普通の杖に替わり、4ヶ月振りのナナとの散歩です。
その後、久し振りに広々した公園でチロルとナナも一緒に草原を走り回ってから、今度は松本城に回ってみました。車でお城のお堀に沿ってぐるっと一周。朝7時頃でしたが、昼や夜の混雑を避けてか、お堀端には桜とお城の写真を撮る観光客や地元の方々が既に結構歩かれていました。どうやら満開を過ぎて、木によってはもう風に花びらが舞っています。この分だと、お城の桜はこの週末までは持たないかもしれません。
24日の朝に散歩の途中で見たヒガンザクラは、大分散り始めていました。
信州のような山国では、桜前線は北上するのと同時に麓から山を駆け上って行きます。
『おしなべて 花の盛になりにけり 山のはごとに かかる白雲』(西行法師)
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