カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
何度か紹介した「たけしや」のヤキソバ(最近では第425話参照)。
極太麺と独特の甘めのソース。ヤキソバ一本で勝負して40年。これぞ、B級!(個人店ゆえ、山賊焼きのような地域興しにはなりませんが、松本B級と言えば、個人的にはたけしやとヤマナミが代表格)。
家内の好みではないため(確かに昔は運動部系男子高校生御用達)、なかなか食べられないのですが、一年近く前にスーパーで売られていたマルちゃんの東洋水産のカップ麺「焼きそばバゴーン」の「凄太」。これが、たけしやのヤキソバに何となく似ていて結構気に入って、家内が不在で農作業等での時間節約の際の昼食に時々食べていました。
そのため3回目は、説明書きを無視して4分間で試してみました。
パスタではありませんが、アルデンテ好みの方には、断然4分がお奨めです。
ソースも甘めで、麺もキャッチフレーズのように極太で、「たけしや」のヤキソバが食べられない時(+週末の農作業中でのお昼の時間節約)に重宝しました。お好みですが、家にある青海苔と七味を振り掛けていただきます。
勿論「焼きそばバゴーン」ですので、凄太もインスタントのワカメスープ付き。
ただ太麺ゆえ、個人的にはちょっと麺の量が少なく感じるので、出来れば大盛りも発売していただけると助かるなぁ・・・。
ところが、一時期売り場から消えてしまいました(普通のバゴーンは並んでいます)。評判が良くて売り切れたのか、或いは小麦粉が不足(原料高騰)し減産しているのか、東北地方に工場があったのか、はたまた人気が無くて製造中止か・・・、気になるところでありましたが、その後また復活しました。あぁ良かったー!・・・と、家に買い置きがあるのですが、気を良くして2個も買ってしまいました。
そして、また店頭から消えました・・・。地域限定の試験販売だったのでしょうか?それとも、評判が余り良くなかったのでしょうか?美味しかったのに・・・、グスン。
すると今度は、日清からも「太麺堂々」シリーズのヤキソバが発売されました。これは、魚粉を使った粉ソースが売り。これも蒸らし5分ですが、5分だとやっぱり麺が柔らか過ぎ。また、特徴を出そうとしたのでしょうが、魚粉が効き過ぎてしまい、焼きうどんなら合うかもしれませんが、個人的にはやっぱりソースヤキソバの方が好みです(またしても2個買ってしまったので、二度目は魚粉無しの4分でいただきました)。
そうこうする内に、これまでのテスト・マーケティング(だったのか?)の成果でしょうか。ここでマルちゃんから「スゴブト大盛り」が店頭に並びました。
おぉ、やったぁー! やっぱりなぁ・・・、早速買わなくっちゃ。
と、早速買ってみました。
前回の「バゴーン」ではなく、「スゴブト」という独立したブランドになっています。しかも、新たに「一平ちゃん」と同じ様な辛子マヨネーズも付いていました。代わりに「バゴーン」ではないので粉末スープは無し。今回も、表示された蒸らし5分ではなく4分で試食。
うーん、ソースがかなり甘めなので、マヨネーズをかけると(年寄りには?)少々くどくなってしまいます。「一平ちゃん」のような辛目のソースなら良いかもしれませんが、「スゴブト」の甘めのソースには、個人的にはマヨネーズ不要と判断しました。ただ、大盛りになって量も増えて(勿論値段もですが)、食べ応えはアップ!良いと思います。我家の常備品になりそうです。
しかし、元々熱湯を注ぐだけのチキンラーメンもあったので、スープ麺は発想できるとは思いますが、カップ麺のヤキソバを開発した人は凄いなぁ。良く考えたものだと感心します。茹でることは熱湯で出来ても、本来炒める過程を熱湯を注ぐだけで代替させるには、麺やソースにかなり苦労と工夫があったんでしょうね。おかげで、リンゴ採りや選別作業で時間の無い時など大変助かっています。