カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 梅雨が未だ明けません。梅雨入りが早かった分だけ今年は長そうですね。
松本でも漸く紫陽花が色付いて、梅雨に間に合いました。
写真は、我が家の玄関先のアプローチに植えてあるガクアジサイです。少し赤味がかっていたので、いつもの園芸店のアドバイスで春先に酸性の強い鹿沼土を根元に撒いたら、今年は青色が濃くなって雨に映えています。

その昔、“お天気おじさん”倉石さんの名台詞(せりふ)、「古来、止まぬ雨はないと申します。」ではありませんが、どうせなら降っている間はその雨を楽しみたいもの。

 幼い頃、雨音やせせらぎの音が好きで、特に昔の家(茅葺でした)にはトタン屋根の部分があって、そこに降る雨音を聴いているのが好きでした(ちょっと根暗のような気もしないでもありませんが)。
また、現在の母屋には自分の部屋の横に屋根裏の倉庫部屋があって、そこだと家の横を流れる川のせせらぎの音が聞こえるので、高校時代わざわざ屋根裏に布団を敷いて寝たことがあります(かなり根暗のような気もしないでもありませんが)。

 雨音、せせらぎ、波の音。
これらは、自然な一定の繰り返しによる癒し効果-1/fゆらぎ効果(F分の1ゆらぎ効果=パワーが周波数Fに反比例するゆらぎ)があると言われています。私も、これらの音源だけが入ったヒーリングCDを持っています。
娘たちも当時受験勉強で疲れると、持って行って聴いていたようです。

 また、今でもベランダでずっと降る雨を見ていることもありますが、特にこの時期は、雨に洗われると芝生や木々の緑が一層鮮やかさを増して、緑のエネルギーやパワーを発散しているかのように感じます。

 梅雨-雨音から癒しを、雨に濡れた新緑からは元気をいただきましょう。
【追記】
大震災とは比べるべくもありませんが、昨日朝発生した松本を震源とする震度5強(丸の内=市役所?)の地震。その後も余震が続いています。
市内では十数人の方がケガをされ、また松本城の乾小天守にも小さなひび割れの被害が発生したそうです。松本市の南部(平田~南松本)では、屋根のブルーシートが目立ちました。震度5弱(沢村=測候所?)だった我が家周辺では、幸い特に目立った被害はありませんでした。
ご心配いただき、誠にありがとうございました。