カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今年はリンゴの開花が例年より遅れて摘花作業が出来なかったので、いつもより早く(例年だと摘花作業終了後の5月中旬ですが)野菜苗を買ってきて、5月上旬に移植しました(第475話参照)。
その後、関東甲信地方は5月27日に平年よりも17日も早く今年は梅雨入りし、前半は結構降水量があり、また肌寒い日が続きました。
そのためでしょうか。畑に植えた自家用野菜のうち、なぜかトマトはいつも以上に順調に伸びているのですが、キュウリとナスがちっとも伸びませんでした。いつもならキュウリの花が咲いても良いのに蕾すら膨らんできません。そしてキュウリもナスも最初の頃の葉は黄色く枯れてしまいました。一昨年などは、雨が多くてキュウリは困るほど成長したのですが・・・。
例年と違い、今年は雑草対策も兼ねてマルチングでシートを敷いています。
そう言えばハーブも、バジルは例年困るほど生長するのに、今年はまだ小さいままで花芽が付きました。
4月中旬にいつもの園芸店に家内を連れて花壇の春のメンテナンスの相談に行った時に、ハーブや野菜は(遅霜の心配から)未だ植えるのは早いので連休になるまで待った方が良いとアドバイスがあり、5月4日と別の場所は15日に追加で植えたのですが、今年はおかしいなぁ。
さすがに5月に平地では霜は無かったとは言え、5月23日には2000m級の山々では季節外れ(過ぎ!)の降雪があったりと、今年は春先から気温が低めだったのと、例年に無い早い梅雨入りがやっぱり影響しているのでしょうか?
一方、ナスも花は咲いていますが生育は今ひとつ。もう少し暑くならないとダメなのでしょうか。
どの植物も、成長する適温があって、植物センサーが敏感に反応するんでしょうね。リンゴのふじも20℃を下回らないと着色が始まりませんし、桜は積算気温が或る一定数値を超えないと開花しないと言います。植物は偉大です(一方で順応性は弱く栽培適地は限定されてしまいます)。心配しましたが、今年もナントカなりそうです。(写真は6月12日時点の、全体、キュウリ、なす、トマト、ミニトマトの順番)
去年のように堆肥が効いて雑草畑にならないように、今年はマルチを敷いてありますし、野菜たちの頑張りに応えて、こちらも少しはサポートすべく、先日万能(マンノウ)を使ってマルチ周りの草取りをして、残りの畑スペースの部分は小型耕運機で生え始めた雑草退治で耕しましたので、暫くは大丈夫でしょう。
「今年の野菜は大丈夫だよね?」と家内から。
「キュウリくらいは欲しいわねぇ」とは母が。それぞれプレッシャーを掛けてきます。
「ま、ナントカなるっしょ!」
出来れば今年はたくさん収穫して、子供たちにもハーブと野菜を送ってあげたいものです。一つだけですが、内緒で初めて植えた苗もありますし・・・。
おーい、みんな頼むから頑張ってよネ!
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