カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
ブルーノ=レオナルド・ゲルバー。
稀代のベートーベン弾きというピアノ界の巨匠で、アルゲリッチとバレンボイムと同じ先生(スカラムッツァ)に師事しています。
その彼が、ハーモニーメイト創立25周年記念演奏会として、9月13日にザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化会館。地元では略して音文)に来演します。
しかも、ベートーベンの「悲愴」、「月光」、「熱情」に「ワルトシュタイン」を加えての“4大ピアノソナタ”を一夜で演奏するという、松本ではなかなかお目にかかれないプログラムです。
巨匠ゲルバーのコンサートで一般5000円でも十分お得だと思いますが、音文会員であるメイト価格は何と3000円です(家族会員は年会費3000円ですので、これでもう元が取れてお釣りがきてしまいます)。
5月末にメイト向け先行発売とのことで、夕刻音文の事務所に立ち寄って早速購入してきました。
その日は10時からの発売でしたが、夕刻でもまだ何人か並んでいて、発売当日ですのにさすがにもう残り僅か。音響には定評があり、室内楽やリサイタル向きの僅か800席足らずのハーモニーホールですが、区分けされる時はS席となる中ほどの席(今回は全席同一料金です)は、既に少し外れの席しか空いていませんでした。大変な人気のようです。
昔子供たちがピアノを習っている頃なら、一流演奏家の運指が見られる席を取りましたが、今は音が良ければ良いので、今回はステージ右側の席を選びました。
私メにとっての芸術の秋の開幕を飾る、楽しみなコンサートです。