カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
朝のチロルとナナの散歩途中、コンビニの駐車場で30歳前後と思しき男性から急に声を掛けられました。
何事かと思えば、先日雨の中をずぶ濡れになって首輪もせず歩いていた犬を見つけて保護したのだとか。
「飼い主を探しているんですが、見掛けたことはありませんか?」
と言うのです。
「この犬なんですが・・・」と、携帯で撮った写真を見せてくれました。
そこには、黒と茶色の人懐っこそうな可愛いシェルティが写っていました。見た目老犬のようにも感じましたが、残念ながら朝の散歩でシェルティ連れの飼い主さんには会ったことがなく、その旨をお伝えしました。
聞けば、その彼はアパート住まいでペットは飼えないので、知り合いに預かってもらっているとのこと。昨日は、この近所で飼い主を探して歩き回ったのだとも。
「居なくなった飼い主が問い合わせをするかもしれないから、保健所とかにも届けておいた方がイイですよ。」
「ええ、警察には届けたんですけど。」
シェルティは可哀想ですが、その彼もエライなぁ。ちょっぴりジーンとなりました。
今回の津波で漂流しているところを無事に保護されて、飼い主が現れた時に、千切れんばかりに喜んで尾を振る犬の映像などを見るにつけても、早く元の飼い主が見つかることを祈るばかりです。
さて、その朝の散歩道で見掛けた初夏の花々です。
そして、ご近所の庭先の見事な黄色いモッコウバラ(5月23日撮影)。こちらのお婆ちゃんは毎朝元気に散歩されていますが、きっと丹精込めて世話をされたのでしょう。
早朝5時半からの散歩の道すがら。
犬の飼い主を必死に探す青年に心和み、花に心癒されます。