カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今年はリンゴも例年よりも開花が遅れて、漸く5日にほぼ満開になりました。
そのため、いつもなら4月29日の緑の日から始まる摘花作業も、今年は先ず蕾の内からでも出来る2年枝から始めて、中心花だけを残す一輪摘花は、4日から始めました。
 JAからの作業通信によると、木によっては昨夏の高温の影響か、着花が極端に少ない木や枝が見受けられるとのことですが、当園でもそうした木が数本は見られます。
 5日からは、今年も妹たちも手伝いに来てくれました。また、今年は例年になくミツバチが花に飛んでいます。ありがたいことです。
 写真は、ほぼ満開になった当園の様子と、ふじと陽光の花と蕾。種類によって花や蕾の色が違い、ふじは白っぽいのに陽光は実と同じように蕾が赤紫色をしています。そして、一輪摘花(真ん中のしっかりした花だけを残して周りの花を全て摘んでしまいます)で、樹下に絨毯のように落ちて拡がった花びら。そして、リンゴの花に来てくれて一生懸命作業(リンゴは虫媒花です)をしてくれているハチさんたち。花にお尻が隠れていますが分かりますでしょうか。
最後は、摘花作業後のリンゴの木と、これからの満開のリンゴの木。一目瞭然です。
 残念ながら全員就職した娘たちは、仕事の都合で今年は帰省できませんでしたが、妹一家の応援で、連休中の作業も進み、お陰さまで8割方摘花作業が終了しました。
白く彩られた周囲のリンゴ園でも、この時期は家族総出での摘花作業が行なわれています。

コメント

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

トラックバック