カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
駅伝部育ての親であった両角監督が母校東海大の駅伝監督就任のため退任し、教え子でもある高見沢コーチが4月に監督へ昇任した佐久長聖高校駅伝部。
毎年全国から強豪高が集まり、その年のシーズンを占う前哨戦ともなる3月20日の伊那駅伝も震災で今年は中止となったため、新チームの様子も分からず、その後地元新聞にも記事も無く気になっていました。
地元紙信濃毎日新聞報道での、この4月23日に松本の県営陸上競技場で行われた長野県陸上春季大会。
3000メートル(高1・中3)で佐久長聖の1年生高森選手(千葉県出身)が大会記録を更新して優勝し、5位までを長聖の選手が独占。
5000メートルでも、記録は平凡ながら新チームのエース両角選手が、有力チームが県内には無いとはいえ、大学・社会人選手を抑えて優勝。
特に高森選手は、当日の松本は風雨がかなり強かった筈で、その中で自己記録を更新し、しかも上野、佐藤悠基、村沢選手などの長聖の歴代エースたちの1年生時代よりも速いのですから、今後の成長が楽しみです。また彼に続いた今年の1年生も粒揃いかも?と、今後の育成に期待します。
また昨年12月の高校駅伝では本来のエース区間を走れず、またその後の2月の都道府県対抗駅伝も故障で欠場した両角選手は故障が癒えたのでしょうか、エース復活に期待大です。
新監督の下、これからのトラックシーズン、夏場の走り込みと、苦しい練習を乗り越えて、12月の都大路に向けての新生佐久長聖高校駅伝部に大いに期待しています。どうぞ、怪我だけはしないように頑張ってください。
時同じくして、兵庫リレーカーニバルの1万メートルで、東海大村沢選手が日本人1位(ケニア人選手が6位まで独占しての全体7位)での28分0秒78と、惜しくも世界陸上標準記録突破はならなかったものの、夢の27分台にもう一歩、いや半歩。長聖OBも頑張っています。