カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 五月の声を聞き、春爛漫から若葉の候へ。そろそろ春も終わりです。
毎日のチロルとナナの朝の散歩の道すがら、見つけた我家周辺の里山の春の風景から。

 先ず、近くの蟻ヶ崎児童館の桜。重なって見えるためもありますが、遠目からは大木に見えてなかなか見事な桜です(4月21日撮影、以下同)。
また、蟻ヶ崎台へ上って行く途中の白いボケの花(4月23日)。赤は良く見掛けますし、野山にも自生していますが、白いボケの花は珍しいのではないでしょうか。そして同じく桃の花(同)。
 
また、住宅街の或るお宅の道端の花壇に植えられていた水仙。見慣れた黄色とは異なり珍しい配色で優雅です(4月26日)。
 そして蟻ヶ崎台の公園の桜と小梨(4月23日)。少し高台なので桜はちょうど満開でした。
ここは、宅地化される前から、高原風の雑木林が広がっていて市内が一望できるので、個人的には子供の頃から気に入っていた場所でした。今では地元の方々の憩いの場所でしょうか。
連休に入り、チロルとナナを連れて早朝のアルプス公園に行ってみました。散り始めた松本最後の桜です(4月29日)。家内は高遠の桜よりも、アルプス公園の方が開放感があって良いそうです。確かにそうかもしれません。

 春遅い信州では、一斉に花が開きますが、今年はどれも10日前後遅め。
一応順番としては、梅が真っ先に春を告げ、主役の桜が咲くと、少し遅れて桃、梨、リンゴと次々に果樹が開花して、果樹園の拡がる里山が花で埋まります。
ここで梨が満開になった果樹園(4月29日)。例年なら4月末には開花しているリンゴですが、漸く蕾が膨らんで来ました(4月30日)。
今年は、連休終盤にならないと花摘み(摘花作業)が始められないかもしれません。