カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 11日に開花宣言が出された松本城の桜ですが、その後は日中暖かく、先週末には満開になりました。

 週末娘たちのところに上京した家内を、17日の日曜日夕刻に松本駅で出迎え、今までなかなか時間が取れず行けなかったいつもの園芸店へ。こちらには庭のリフォーム以降、定期的なメンテナンスをお願いしています。
ガーデニング・シーズンを迎え、店頭には色とりどりの花々が置かれていて、こちらも春爛漫。
今回は、花壇の春の定期メンテナンスに合わせて、クリスマスローズの補植と玄関用の追加の寄植えの鉢を(奥様が)注文し、その後せっかくなので松本城へも寄ることにしました。

 お城では、14日からこの21日まで夜桜会が行われていますが、開花後の暖かさで、今週末にはもう葉桜になってしまいそうです。

 日没までにはまだ少し時間もあるのでライトアップはされていませんが、満開の桜を愛でに観光客を含めて、自粛ムードの中、思いの外人出がありました。

我々も、先ず桜並木に沿ってお堀端を半周です。それから、復元された太鼓門から場内に入り、黒門から夜桜会の間無料開放の本丸庭園へ。
お茶席が設けられていて、抹茶やお団子、豚汁が振舞われ、売上げの一部は義捐金にされます。夜、月見櫓では今年も雅楽や琴、フルートなどが演奏されます。
日中は暖かだったのが夕刻は花冷えで寒いので、特に豚汁には長蛇の列が出来ていました。並ぼうとしたら「寒いからもう帰ろう!」との仰せ。
せっかくなので朱塗りの埋橋からではなく、また黒門へ戻り、内堀に沿って半周してから駐車場へ戻りました。
花曇の空ながら、お城と桜と、そして雪を頂く山々が望め、“北アルプスの城下町”松本ならではの景観が広がっていました。
因みに、この日は休日で入れませんでしたが、市庁舎の最上階の展望室からが、太鼓門越しにお城の全景と北アルプスを望む、恐らくベスト・ビューポイント・・・だと思われます。
 これから、松本ではお城(標高590m)や薄川沿い(ドラマ「白線流し」の舞台)、弘法山(全山が2000本の桜に覆われています)等の平地の桜が終わり、アルプス公園(標高800m。こちらは500本)などの高台へと桜前線が上っていきます。
今年の桜は、上手くすると松本(アルプス公園や島々谷)ではゴールデンウィーク前半まで楽しめるかもしれません。