カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
我家の庭は、最初自分で作庭し、狭いながらも雑木林・花壇・芝生の3つのガーデンスペースと、極小2㎡のハーブガーデンに区分けしてあります(その後ダメ出しをされ、専門家にリフォームしていただきましたが、顛末に興味ある方は「我家のガーデニング顛末記」のカテゴリーをご覧ください)。
園芸店にお願いしてあった芝生ガーデンの芝焼きが、忙しくて人手が足りず今年は来れそうにも無いとのこと。そこで止む無く、自分で芝焼きをすることにしました。
若草山の野焼きなどに代表されるように、芝焼きには雑草対策、害虫駆除、また芝刈りで出て根腐れの原因にもなるサッチ対策にも効果があります。更に燃えた後の灰は(アルカリ性なので、酸性土壌の多い日本では)そのまま肥料にもなります。
本来は(信州だと)遅くとも3月中には終わらせた方が良いのですが、連絡が遅かったのでやむを得ず4月の上旬の週末に行いました。
家内と二人でやる筈が、実家で急な用事が出来て家内が行かざるを得ず、「一人だと危ないから来週にしよう」と言われたものの、早くしないと芝芽が出始めるので、迷った末に一人でチャレンジすることにしました。
ただ、この時期は乾燥しており野焼きでの野火が発生しています。延焼してはいけないのでこれも原始的ですが、リフォーム前の庭で通路に敷き詰めて使っていた磁気製のガーデンタイル10枚ほどで2㎡くらいずつ囲い、風向きを考えながら(あまり風の強い日の芝焼きは止めた方が無難です)、慎重に焼いていくことにしました。いざという時の消火用に水遣り用のガーデニングホースを準備(燃やしたくないところは事前に水を掛けておきます)。
火を付けると、チリチリと燃え広がっていきます。火が消えた後、竹箒で掃いてサッチを掻き出して、もう一度火をつけて二度焼きです。
そうは言っても、ベランダを囲むようにL字型に姫高麗芝を貼った自作の芝生スペースだけで50㎡程はあるので、慎重に行ったせいもありますが、一日では終わらずに正味2日間かかりました。
園芸店からは、芝焼きは2年に一度くらいで良いと言われていますが、これなら園芸店に頼まなくても、(時間さえ取れれば)自分で出来そうです。
二週に亘り漸く終了しました。今年は芝焼きが遅れたので、芝が生え揃うのも少し遅いかもしれません。
自分でも出来ることが分かったので、降雪及びその雪解け次第ではありますが、来年はもう少し早めに3月上旬までには終わらせようと思います。