カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
11月下旬から12月中旬近くまで続いたリンゴ作業で、殆ど他へ手も気も回る余裕すら無かったのですが、“リンゴ明け”の週末だった12月中旬、久し振りに寒さを避けるために玄関に入れたシンビジウムの鉢を日に当てるため、外へ出してみると、今年も花芽がしっかりと出てきていました。
「おぉ、やったー!」
数えてみると、今年も昨年同様5本、筍のような花芽が伸びています。
家内は、もう既にその2週間前から気が付いていたようです。
「教えてくれればイイのに・・・」
「あら、話したわヨ!でも、リンゴでそれどころじゃ無かったでしょ!」
そうかもしれません。いかんなぁ・・・
『ことしけに 世の習ひこそ物憂けれ 花の散りなん春も知らずに』(北条泰時)
時の鎌倉幕府3代執権北条泰時(最初の武家法典である御成敗式目を制定。懐かしいですね)の詠んだのは桜ですが、どんなに忙しくても花を愛でるくらいの心の余裕は持ちたいものです。
そして、最近シンビジウムの5本ある花芽の一つから早くもブドウの房のような蕾が顔を出しました。今年はどうやら、一斉ではなく時間差で開花しそうですので、長く楽しめるかもしれません。
クリスマスローズも、1月になってどうやら花芽が顔を出したようです。
コメント追加