カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
四季の中では色彩感に乏しいモノトーンの冬ですが、信州の凛とした空気の中で、冬ならではの光景に出会うことも・・・。そんな松本の風景をお届けします。
先月下旬の天皇誕生日の朝。それまでの暖かさとは打って変わって、冬らしく冷え込みました。一面の霜です。
早朝は星空で、クッキリと明けの明星が東の空に輝いていたのですが、7時くらいになると、我家周辺も一面の霧に包まれました。
霧のかかる前は快晴でしたので、きっと山からなら北アルプスもキレイだろうと、家内を誘ってチロルとナナを車に乗せて、久し振り(春の桜以降?)にアルプス公園に行ってみました。久し振りの車に、“車大好き犬”のチロルは大はしゃぎです。
我家からは車でほんの数分。距離にしたら1キロ足らずでしょうか?
すると、標高800メートル(因みに松本の市街地はお城周辺で590m)のアルプス公園も霧の中。大きな川も無く高台にある岡田方面に霧が巻くのは珍しいことですが、恐らく一昨日夜から降り続いた雨の後、この日急激に冷え込んだために、暖かく湿った大地が川の役割を果たしたのでしょう。
松本平の霧の海に浮かぶ、常念を始めとする北アルプスの白き峰々です。
「いやぁ、キレイだなぁ」
霧に巻かれたアルプス公園。地元民からすると、ちょっと珍しい冬の光景でした。
チロルとナナは広い公園を、我関せずと喜んで歩き回っていました。