カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今日はクリスマス。
市内では一番大きくて豪華であろうパルコのクリスマスツリーを始め、松本でも街中はクリスマスのイルミネーションで華やかです。
(写真は松本パルコのクリスマスツリー。娘から「神様のカルテ2」を買って来て!と頼まれて、彼らは先にバサラに行き、私が一人でパルコ地階の本屋さんに来たついでに撮影)
昔の豆電球が今ではすっかりLEDに変わり、色は確かに鮮やかですが、少し冷たくて、言うなればアイスビューティーと言った感じでしょうか。
その昔、新婚旅行での初冬(晩秋?)のロマンティック街道で見た、ローテンブルグだったか、中世の風情を残す街の広場の一色だけのクリスマス・イルミネーション。凛とした寒さの中で、オレンジ色が素朴で暖かくて、その温もりが今でも忘れられません。
「あぁ、これが本場のノエルなんだなぁ・・・」
またいつか行って見たいものですね。
さて、これまで何度も週末を利用して東京から戻ってリンゴ採りを手伝ってくれた次女が帰省して来た折に、そのお礼も兼ねて三人でリンゴ作業の打ち上げ慰労会を、遅れ馳せながら先週末「食蔵バサラ」で行いました。
それに合わせて、毎年お持ちしている、売りモノにならなかった小玉(通常贈答用の小玉は20~23玉/5kgですが、お持ちしたのは25玉以下)を今年もお持ちしました。
JAへの出荷しても二束三文なので、だったらバサラで料理に使っていただいた方が生産者としても嬉しい(昨年は半分がチャツネに変身してご常連のお客様に配られたそうで、我家にもお裾分けをいただきました)ので、これまでお持ちする時間が無かったため、一石二鳥を兼ねてバサラでの慰労会です。
10月にお裾分けした紅玉は、前回伺った時(第384話参照)にデザートに使っていただいていて感激しました。
(写真は、バサラの入口に飾られていたクリスマスリースとこの日のアラカルト)
さて、お客様や応援いただいた方々への感謝を込めて、またお互いの慰労も兼ねての乾杯です。
「みんなお疲れ様!本当にありがとうございました!」
因みに、(私が本屋に言っている間に彼らが)アラカルトでオーダーしたこの日の料理。解説無しの写真だけでご容赦ください。いずれも美味しかったです。
洋ナシの生ハム巻き(お通し)
ホタテとキノコのテリーヌ
仏蘭西産カモの信州味噌漬け 和風ピクルス添え
カキ大根 自家製柚子味噌ソース
和牛のグリル 赤ワインソース
長寿山イモと下仁田ねぎとタコのちぢみ(ハーフポーション)
カキと野菜のスパゲッティ(ハーフポーション)
どれも美味しかったのですが、とりわけカキ大根(柚子味噌のふろふき大根にカキのソテーをトッピング)が絶品!で、お替りをしてしまいました。しかし、どうしたらこんなにプリプリにカキがソテー出来るんでしょうか。また和牛グリルも柔らかくソースが絶品でした。
最後に、紅玉を使っていただいたデザートは、その日「残り一つ」と言われて娘から譲られた家内が、代わりに娘はメイプルアイスクリームを戴いて慰労会は終了。
「うん、カキ大根が美味しかったぁ!」
大変ごちそうさまでした!
初めての松本での暮らし、大変だと思います。
都会と比べると何も無い田舎かもしれませんが、田舎でしか得られないものを探すと、意外と結構あるもの。
凛とした空気と、それが育てる新鮮な野菜や果樹もその一つかもしれません。
どうぞ、信州暮らしを楽しんでください。その一助になれば光栄です。
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昨日、今朝も、早速いただいています。
なかなかバサラさんに行けなくて、先ほど伺った年内の予定では伺えそうもなく、来年早々に行きたいと思います。写真、美味しそうで行きたくなりました。諏訪の餃子も美味しそうです♪
リンゴの蜜、今夜、ブログ記事を拝読してよくわかりました。25日はまだ読んでなくて失礼いたしました。元々、気にしていないのですが、今回のリンゴ、結構蜜がありました。
ほかの方々のお手紙にもあったように、私も適度な酸味がいいなと思います。昔ながらの自然なリンゴの味で、美味しくいただいています。
今年はリンゴについて新たに学べまして、ありがとうございました。来年のリンゴ、今から楽しみにしています。
よいお年をお迎えください♪