カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 以前も書いた『安直鍋』。特に冬場は(私メが作る時の)定番鍋として何度も登場する我家に留まらず、東京に暮らす娘たち(家計費節約)や、親戚の叔母も気に入って試しているようです。

 記憶不確かながら、オリジナルレシピはビッコミの「玄米先生(の弁当箱)」か小泉センセのどちらかだと思いますが、何となく画像の記憶がある様な気がしないでもないので、そうすると玄米先生だったかもしれません。

 改めて簡単にレシピを紹介すると、白菜を一枚ずつ重ね、その間に豚バラ肉を敷き詰めて、5cmくらいにザク切りをして、それを底の平らな寸胴鍋に縦にぎゅうぎゅうと詰めていきます。確か、オリジナルレシピは、白菜から水気が出るので何も入れなかったようですが、マイレシピは焦げ防止も兼ねて、お酒(料理酒で可)を200~300ccくらい適当に入れ、先ほどのバラ肉には粗引きコショウを重ねる都度振りかけますが、このブラックペッパーが意外とアクセントとして効いて家族にはかなり好評です。
(写真は、二人分ゆえ量は少なめです)

 中火である程度煮えたら、白菜が透き通るくらいまで弱火にして更に煮続けます。するとトロトロに柔らかくなりますので、あとはポン酢でいただきます。白菜の甘味と豚バラのコクが何とも言えず美味しくいただけます。
最後にその煮汁(豚バラの脂分が気になる方は肩ロースの方がいいかもしれません)を使ってウドンで締めてもOKです。お好みで、最後にザク切りの太目のネギを入れると良いアクセントになりバランスが良くなります。

 忙しい時など、白菜と豚バラだけの超簡単レシピですが、おそらく皆さんの想像以上の美味しさだと思います。また材料費も豚バラと白菜だけですので、一人当たり200~300円程度。我家では、安直ではなく「安鍋」と呼ばれていますが、是非騙されたと思ってお試しあれ。

 なお、最近味の素のTVCMでも正しくこの鍋が紹介されていましたが(土鍋使用)、元祖はビグコミック・オリジナル連載中の現代の「食」を問題にした魚おさむ(脚本は北原雅紀)『玄米せんせいの弁当箱』だと思います。