カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 毎朝のチロルとナナの散歩コース。
4つほどコースがあるのですが、その内の田んぼ道コース。家内曰く、“ワンワン銀座”とか。

 確かに、皆さん、住宅街よりも田んぼ道の方が散歩させやすいのか、犬連れの方々が多くいらっしゃいます。また、割とお年寄りの皆さんが多いのですが、健康のためか、ご夫婦やお仲間と毎朝ウォーキングをされている方々も。

 そうした中で、時々お会いするワンコたち。飼主同士はお互いお名前も存じ上げないのですが・・・。

ナナと同じシーズーのオスで、お婆ちゃまと毎朝散歩しているモコモコのその名も「獅子丸」クン。ナナが近寄っていくと、いつも逃げられてしまいます。最近お見かけしませんが、元気でしょうか?

また、奥様に連れられたゴールデン・レトリバー。
彼はチロルは無視で、ナナに興味があるらしく、ナナを見つけると道に「伏せ」をして待っています。奥様が引っ張っても頑として動かなくなってしまいます。ナナも大きな犬は恐いので動かなくなるのですが、いかんせんゴールデンが押しても引いても動かないので、止む無く家内がビビるナナを引っ張って行きます。

それから、黒い柴を連れた奥様。
本当に大人しい犬で、チロルが向かって行かぬように押さえていると、いつも奥様が「ゴメンネ」と言われて急いで通って行かれます。いえいえ、こちらこそ痛み入ります。

ミニチュア・シュナウザー3匹を連れられたご夫婦。
どうやら、街中から車で毎日通われて来るようです。これが良く吠えるので、他の犬を見つける度に、すれ違いを避けるべく田んぼの畦道へ。こういう時って確かに田んぼ道は便利ですが、お疲れ様です。

十人十色と言いますが、犬たちもそれぞれ個性豊かです。

 そして70代半ばのオジイちゃま。
以前は、シェパードの雑種のワンちゃんと毎日お散歩をされていましたが、半年ほど前老衰で死んでしまったのだそうで、
「うーん、もう年だったからなぁ・・・。今から別の犬を飼っても、最後まで看とってやれんかも知れんでねぇ。」

・・・と、今ではお一人で散歩されていて、こちらが散歩しているといつも元気に声を掛けてくれます。
「おはようございまーす!」
「オッハヨウ!もう散歩行って来ただかい?早いなぁ!」

チロルにも声を掛けてくれながら、でも何だかチョッピリ寂しそうです。