カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
可愛がってもらえる自信があるのか、こちらが呆気に取られるほど人間さまには愛想の良いナナですが、チロル以外の大きな犬、特に(チロルよりもサイズの大きな)大型犬はどうやら大の苦手のようです。
散歩の途中で、ゴールデンやラブが来ると、固まって彼らが通り過ぎるまで一歩も動かなくなってしまいます。ところが、相手がチワワや、トイプードルだったりすると、自分から積極的に向かっていきます。コーギーくらいまでは行っちゃいますので、日頃慣れているチロルのサイズで判断しているのでしょうか?
「ハハハ、チロル舐められてるゾーっ!」
チロルとナナの朝の散歩コースの中に、左側にドーベルマン、右側にゴールデンレトリバーを飼っておられる、それぞれの家の間を通る道があります。
ドーベルマンは、道から15メートル以上引っ込んでいて頑丈な檻の中にいるのですが、鳴き出すともういけません。一目散に逃げ出します。
おそらく彼女の辞書には「走る」という言葉は無いであろう家内までが、引っ張られて一緒に走るほど。最初は運動嫌いの家内がどうして突然走っているのか理解できませんでした。まさかナナに引っ張られていたとは・・・!ナナは、必死の形相で10メートルも走って家の前を通り過ぎると、まるで何事も無かったかのように、優雅にまた尻尾を振り振りモンローウォークに戻ります。(そこで敬意を表して、この通りを『○○(奥様のお名前が入ります)走り通り』と勝手に命名させていただきました。(写真はモンローウォーク中のナナです)
最近では学習効果で、その道の方に曲がろうとすると、立ち止まり前足を踏ん張って進行拒否の姿勢です。そして、更なる学習効果で、その道のコーナーに行く前に、駐車場の中を別の道へショートカットする始末。
どうやらその道は、ナナにとっての鬼門になってしまったようで、あまりに可哀想なので、少々遠回りをしてあげています。ヤレヤレ。
「ナナぁ、もうそっちには行かないから大丈夫だってば、さ!」
一方、チロルは既に12歳を過ぎているというのに、相手が例えドーベルマンであれレトリバーであれ、一切お構いなしに向かって行こうとしますので、こちらはこちらで要注意!です・・・ヤレヤレ。
「チロルぅ、どう見てみても向こうの方が強そうだってば、さ!」