カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
お盆休み中の14日。明日には次女が帰京すると言うので、せめてどこかに連れて行ってあげようと、この日は小ドライブです。
“彼女的”にはアウトレットのある軽井沢辺りでしょうが、この時期軽井沢周辺はとんでもない大渋滞の筈ですので、白馬村へ。ナナを連れて、ドッグランかドッグカフェへ行くことにしました。
生憎の曇り空で、白馬三山はおろか、全く山は見えず、仁科三湖の辺りから少し雨模様です。そう言えば、ナナは“雨犬” (第128話参照)でした・・・。
白馬手前の「みそら野ペンション村」へ。ここにテラス席でワンコOKのレストランが(ネット検索で)あるとのこと。
しかし、あるべき所に見当たりません。そこで林間のみそら野の中を走ってみると、あちこちのペンションやホテルが閉鎖されています。何とも寂びれた感じがして、驚きました。スキー客が激減していることは聞いていましたが、ある一角などまるでゴーストタウンの有様で、想像以上です。
一軒の石焼ピザのレストランがあり、ここは満員でしたが、ちょうどテラス席が空いたので覗いてみると、ピザがサーブされるまでに1時間待ちとのことで諦めました。
代わりに、白馬エリアでペットOKの施設案内のパンフをいただき、その中から白馬森上の先の、国道沿いのレストランまで行ってみることに。
何となく場所と建物に記憶があったので、結構古くからあるレストランのようです。その名は『キッチン・シェフ』。
ここには、ハルというブラックコーテッドレトリバーの看板犬がいるので、テラス席以外の室内もペット同伴可というレストランです。そのためか、店内は満席で、テラス席が一席だけ空いていて、なんとか座ることが出来ました。晴れていれば、テラス席からは白馬三山が望めるとのこと。
早速、ハルがお出迎えです。お隣のカップルのお客様も、ナナと良く似た毛並みのオスのシーズーを連れられています。
また、途中お帰りの関西方面からのご家族連れもやはり同様にシーズーで、ナナを見かけてわざわざこちらまで戻って来られて、暫しシーズー談義。
殆どのお客様が、県外からの観光のようで、皆さん犬をお連れです。
白馬は、軽井沢に比べて、こうした施設が少ないのかも知れませんね。こちらでは、ご自慢のピザと、パスタをいただきました。家内と娘は、私が注文したピザを絶賛していました(代わりに私がパスタをいただきました・・・)。
それにしても、白馬の、特にみそら野の寂びれ様にはビックリです。白馬へは、子供が小学生の頃までは、スキーや、夏も毎回決まったホテル(『樅の木』)へ来ていただけに、
「自分達の若い頃の思い出までが無くなったようで、何だか切ないね・・・」
とは家内の弁。
冬のスキーシーズンには、白馬もオーストラリアや韓国など、海外からのスキー客誘致に力を入れているようですが、白馬三山を従えた自然の雄大さ、豊かさでは決して軽井沢に負けませんし、長野オリンピックも開催されてブランド力もあるだけに、アウトレットと新幹線だけの差とは思えませんので、何とか頑張って欲しいものです。
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