カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
豪雨の梅雨が明けてから、連日の猛暑が日本列島を襲っています。
今年は、信州でも、最南端とは言え南信濃村で37℃を超えるなど異常な暑さです。日本の真夏の暑さは、へたをすると熱帯のシンガポールよりも暑いかもしれません。
そして、ここ松本でも7月27日は遂に35.8℃を記録する猛暑日となりました。
しかし、松本ですよ、信州ですヨ!もう、信じられなぁい!と叫びたくなりますね。
その後も松本では、最高気温33~34℃の真夏日が連日続いています。
因みに最低気温は20~22℃ですので、日格差は10数℃。
この朝晩が涼しい寒暖の差が、リンゴなどの果樹栽培に向いているのですが、一方で、長野県の中部から山梨にかけての地域は、全国でも有数の日照時間が長い場所。南アルプスの麓である北杜市の中央道沿いには、各社の太陽電池パネルの実験施設が作られているほどです。
それだけ、年間の降水量が少ないのですが、松本でもとりわけ岡田地区は水利が無く、江戸時代に多くの溜池が造られています。
梅雨明け後の晴天続きで、日照りが心配になるほどで、そろそろブドウやリンゴにも潅水しないといけないかなぁと案じていましたが、29日、本当に久し振りに雨が降ってくれました。恵みの雨です。たった1ミリの降水量(0.1ml=01立方cm)でも1アール当り100リットルの潅水をしたのと同じことなのですから、果樹だけでなく、庭木や芝生などもホッと一息ついたことでしょう。自然の偉大さに感謝の雨でした。
そうは言っても大分乾いているようだったので、8月1日の日曜日、ブドウ(巨峰)に潅水をしました。
すると、昨日、夕刻松本駅に着くと地面が濡れています。何と、夕方大雨警報が出るほどのものすごい夕立ちだったとか・・・。やれやれ、でもお湿りにはなりました。