カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
お世話になった先輩が、また一人定年で引退されて行きました。
有志で企画しての、“内助の功”の「奥様も是非!」とお呼びした激励会での一コマ。
本業以外の多角化を目指し、若きリーダーとして苦労されていた時代に、部下達を如何に食わせるかを必死に考え、それゆえ無理難題を言いながらも叱咤激励し、客先には頭を下げ続け何とか注文を取っていたことを、昔のエピソードで知りました。
そんな苦しい時に、どんなに夜遅くなっても、食事を一緒にするために、食べずに必ず待っていたという奥様から、ご本人がトイレ?で席を外された時に司会が「是非奥様からも一言を!」とマイクを向けられた時のお話。
「どんなに遅くなっても、嫌なことが会社であっても、毎日必ず家に帰って来てくれたことが本当にありがたかったです。」
「皆様の奥様も、きっと同じ気持ちで心の中で感謝されていると思いますよ。」
というお話をお聞きし、
「イイ夫婦だなぁ・・・」と、お互いが信頼しあっている様子が伺えて、まさにベターハーフ然とされておられ、何か熱いモノがこみ上げて来るのを禁じ得ませんでした。
7年前、担当業務が変わってから僅か2年間一緒に仕事をさせていただいただけでしたが、お互いの異動後も何故かお付き合いが続きました。
聞けば、職場結婚で、職場で目の前に奥様が座ってらっしゃったとか。うーん、同じ社内結婚でも背中合わせだったのとの違いか・・・?
どうぞ、いつまでもお二人で、そしていつまでもお元気で。