カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
昨年、プランター栽培の前の水耕栽培で芋虫に食べられて全滅した反省から、プランター用に市販の防虫網を購入してきて使っていました(第133話参照)。(写真は昨年の市販の防虫網)
ただ、地植え用(土に突き刺して使用)のため、木枠を作って、その四隅に穴を開けて刺していたのですが、どうしても強風などでぐらついてしまい、1年で使えなくなってしまいました。しかし、市販にはピッタリのモノが無く、そこで今年はもう少し頑丈なモノを自作することにしました。今年は手が足りずリンゴの摘果作業が遅れていて時間が取れず、いよいよ6月中旬になってクレソンの葉を芋虫クンたちが食べ始めたため、「こりゃ、イカン!」と慌てて応急措置で昨年の防虫網を被せました。何しろ、もし気が付かないでいると、芋虫クンたちははあっという間に食べ尽くしてしまいます。
何とか目処の6月一杯で、リンゴの摘果作業が漸く終わったので、6月末の土曜日の作業終了後、DIYショップに行って180cmの角材を2本買ってきました。網は昨年のモノが十分な大きさがあるので、そのまま使います。
(写真は、木枠の木枠の完成後と防腐剤塗装後)
先ず、寸法通りに切ってから、木工用ボンドでそれぞれ接着し、木枠を作ります。しっかり乾いて接着した後、雨に濡れても良いように防腐剤を塗りさらに乾かします。そして、木枠に昨年使った防虫網をステップル(配線用などのU字型の釘)で固定しながら各面に張って完成です。余り力を入れると接着した木枠が外れてしまいますので、慎重に作業を進めます。
作業そのものは、寸歩を正しく計りキチンと切断すれば、後の作業は簡単ですが、接着剤の乾燥に、速乾性の木工用ボンドでも正味一日(20時間)を要しますので、帰宅後夜毎作業をして完成までに3日掛かりました。
(写真は網取り付け後と、漸くプランターに被せたところ)
これで、多少の風にはびくともしない(筈の)、クレソンのプランター用の防虫対策が出来ました。(もう葉に卵が着いていなければ)一安心です。
しっかり防腐剤も塗ったので、4~5年くらい使えれば十分投資回収ができますね。