カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
先日、職場の大ボスの「退任の会」で、薫陶を受けた古~い同僚の、合わせて4人で久し振りにバサラへ。
普通の飲み会だと、料理そっちのけで騒いでしまいますが、この日の面子なら紳士淑女に“近く”、“それなり”に品と場を弁えている面々ですので大丈夫。
火曜日でしたが、ほぼ埋まっていて何よりです。この日は、私が吹聴していたこともあり、コースを予約済み。
お通しは、初めての「黒エビ(生の時に茶色で黒っぽく見えるからなのだとか)の姿焼き(粉状の塩を付けていただきます)」。新鮮でとても美味しかったです。また、バサラ定番の地ビール、駒ヶ岳の麓に位置する南信州ビールの「アンバーエール」が殊のほか好評でした(エールビールでは缶入りしかない「よなよなエール」も美味。バサラではアンバーを樽で購入されています)。
この日のコースメニューは、幻豚のテリーヌ、以前も食べて絶品だったサザエのエスカルゴ風ブルゴーニュソース、旬のホワイトアスパラとエビのソテー(ソースが絶妙でした)、幻豚のカツレツ、〆の天然コシアブラのチャーハンとデザート。
年を取った我が身には、少々(カツレツが)重めでしたが、初めての方にも大変好評で、何よりでした(うん、良かった、良かった)。
好評につき、四半期毎に同じ面子でバサラに集まることになりました。
幸い、心配していた客足も戻ったようなので、(このブログ記載効果があったとも思えませんが)そろそろ掲載不要でしょうか。
そして、会の締めには、お礼の気持ちを込めた花束。
我家の庭を見てもらっている園芸店にお願いしてバサラまで届けていただきました。最近松本では、老舗の本屋のみならず、花屋さんも市中から姿を消しています。
量より質(センス)で、と無理をお願いしましたが、届いたのは、ダリアを中心にアレンジされた花束で、とかくバラとカスミソウといったパターンが多い田舎では余り見かけたことが無いほどに、見事にコーディネートされた花束でした。お持ち帰りいただら、奥様にも大変好評だったとのことで、こちらも何よりでした。依頼者(代理・・・実際は家内がオーダーしてくれましたので、証拠写真を持ち帰り)としての肩の荷が下りました(やれやれ)。
花束を届けていただいた時に、第296話で家内が大好きだったのを思い出して、コリアンダーも一株ついでにお願いしちゃいました。シンガポールではパクチーとか、中国語でシャンツァイ(香菜)と呼び、中華に限らず、マレー料理、タイ料理やベトナム料理でも必須アイテムですが、これもれっきとした地中海原産のハーブ。東南アジアでは葉を使いますが、欧州ではむしろ実が使われ、葉とは全く違った芳香がするのだとか。
ただ、日本で栽培して、葉に独特な香り(嫌いな人にとってはただの臭み?)が現地ほどにちゃんと出るかどうか心配です。
コメント追加