カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
第277話でご紹介させていただいた、“復活”のトリオLS-202スピーカー。
確かにフロア型ではありますが、床に直置きなので、せめてトゥイーターが(座った時の)耳の高さに来るように(更には、低音が床に直接伝わらない方がイイんじゃないかな)と、スピーカースタンドを自作したいと“密かに”考えていました。(当時は、実際オーディオ雑誌でも推奨されていて、私も家にあった塀などに用いるブロックを使っていましたが、今となっては、さすがに見栄えが良くありません)
家内が土曜日から娘のところに上京して、不在の5月23日。前日は、残っていたブドウ園の下草刈りとリンゴの摘果作業に一日追われましたが、日曜日は一転して終日の雨で、摘果作業もさすがにこの日は無理。
予報も朝から雨だったので、降り出す前にと、いつもより早く朝5時から、チロルとナナを一緒に散歩に連れて行きました。2匹一緒は疲れます。
「こらっ!勝手な方に行くなっつうの!」
パラついていた雨が、6時過ぎから本格的に降りだしました。
ムフフ、雨の日曜日。そう言えば『雨の日と月曜日は』なんて題名の曲ありませんでしたっけ?S&G?カーペンターズ?
いずれにしても絶好の工作日和?です。そこで、地元のDIYショップに行って板材を探すことにしました(勿論、後でカミナリが落ちぬように、やるべきことをちゃんとやった上で、です)。
さて、東急ハンズとまではいきませんが(個人的にはパルコより、ハンズに来て欲しい!)、最近田舎でも板材カットをしてくれる店もあり、こういう時は大変便利です。また、昔に比べれば、地方のDIYでも様々に加工された色々な板材が売られていて、そのまま目的の用途に部材として使えるものが結構見つかります。
台座用の一枚板の板材と、インシュレーター替わりにも使えそうな円柱があったのですが、円柱は本数が足りず、どうしようかと思ったら・・・ありました。木製の踏み台!(表示は『木製ステップ』)。
家具などにも使われるラバー材(天然ゴムを採取するゴムの木の古木)のタイ製とのことで、見た目以上に頑丈に作ってあり、ラッカー塗装済み。
また耐加重100kgなので、LS-202は一台20kgですから全く問題ありません。
合わせて、フローリングの擦れ防止にスポンジゴムシート(1枚248円)と、テーブルや椅子の足などに貼って使う傷防止用のシート(398円)も購入して、踏み台の足の形に合わせてカットして、貼り合わせて出来上がりです。
勿論、自分のポケットマネーから。締めて2854円でしたので、一台1400円程度。部材を買って自作するよりも、時間節約は勿論、板材以外にも必要な木工用ボンドやサンドペーパー、塗装剤なども考えると、トータルコストも安いかもしれません(但し何物にも代えがたい“自己”満足感は別として)。
ただ、ラバー材の硬さが不明なのと、インシュレーター代わりの足の部分がちょっと細いのが気になりますが、出来合いで且つ目的外使用ですのでやむを得ません。
安定性とは逆行しますが、インシュレーター本来の機能(共振防止)としては、KEFのトールボーイCoda9などは円錐形のピン(付属品)で支えている(従って床への直置きは無理なので、自作の台座に載せています)くらいですから、むしろスピーカー底部との設置面積が小さくなればなるほど、その効果は増す筈です。
(写真は、黒いゴムシートの上に載せた踏み台と、スピーカーを載せた後)
・・・で、踏み台を逆さまにひっくり返して、スピーカーを載せてと・・・。
上下調整可能で耳の高さに合わせてあるスワン(因みにスーパースワンでは固定になっています)と、上手い具合にほぼ同じ高さになりました。
さて、音響効果の程は・・・?うーん、音の抜けが良くなった(・・・ような?)気がします。
自己満足かもしれませんが、マニアライクな楽しみ方は「それでイイんです!」ってば。
早速、音量を上げて、一人リビングで・・・。
家内が、先日のスキヤキで残っていた煮汁で「(母と)うどんでも食べて!」と言い残して行ったので冷蔵庫を探すと、
「うどんなんて、どこにも無いジャン!」。
・・・と言う訳で、家内が帰郷して来るまでの時間の空いた夕刻に、その煮汁を使って、肉じゃがまで作っちゃいました!
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