カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 春の遅い信州も、桜が終わると一気に春から初夏に掛けての花々が咲き揃います。       

 ゴールデンウィークの5月2日から、この週末9日にかけての我家の庭の様子です。僅か一週間で、風光る春から風薫る五月へと、急いで衣替えでしょうか。
フラワーガーデンでは秋植えの球根や宿根草、雑木林(風)ガーデンでは、春先からのクリスマスローズに混じって、グランドカバーのポテンチュラが小さな黄色の花を咲かせています。またコナラのシルバーグリーンの芽吹きがとてもキレイです。
芝生も大分青々してきました。芝生ガーデンの中にある二本の紅白のハナミズキも一気に満開。特に今年は紅いハナミズキのチェリーピンクが一際鮮やかな気がします。

 ハナミズキは、1912年、当時の尾崎東京市長からワシントンD.C.のポトマック河畔に贈られた桜の返礼として、1915年に東京に贈られて来たのが最初だと言います。
しかし、それからたかだか100年にも満たないのに、これほど短期間の間に日本中に根付いた庭木も無いのではないでしょうか。松本でも庭木ばかりではなく、いたる所に街路樹としてハナミズキが植えられています。